| 2005年06月12日(日) |
ある日、レストランで |
子の年齢:1歳5ヶ月
パパの飛行機のマイレージの有効期限が切れるが、あかんぼ連れでおいそれと旅行にも行けないので全日空ホテルのサービス券と交換した。 そのサービス券で「んまいもん」でも食べに行こう、ということになり、懐石料理のコースを予約した。 ちーちゃんにはお子様ランチでも、と思ったが「天麩羅とお造りのどちらがよろしいですか?」と聞かれる。どちらも食べさせられない。頼むのをやめた。 パパ、ママのお皿から取り分けることにしよう。
その日、昼食を食べ損ねたちーちゃん(お昼寝が長かった)は、レストランに着いた頃にはお腹を空かせていたようだ。 運の悪いことに、懐石料理の一皿目は食前酒と酒肴6品だった。黒作りとか、イカの塩辛とか、とてもちーちゃんに食べられるようなものではない。 困ったな、と思いながら、大人だけで食べていると、ちーちゃんの怒りが爆発した。
「まんま、まんま、まんま・・・・」 うわぁ(汗)。 もう、食前酒どころの騒ぎではない。抱き上げてなだめすかす。
ご飯だけでも食べさせて、黙らせよう。 「済みません、ご飯持ってきてもらえませんか?」 「もうすぐまんま、来るからね。」と言い聞かせ、一日千秋の思いでご飯を待つ。
ようやくご飯がやってきた。 「はい、まんまだよ。」 取り皿にご飯を入れてやると、素手でつかんで食べ始めた。 ウチのご飯とちょっとかたさが違うので、口に入るより、手につく方が多いらしく、今度はそれが気に入らない。ご飯粒のいっぱいついた手をぶんぶん振り出した。
ぎょえー。 ご飯粒が飛んでいる。 ああ、ご飯粒さん、どこへ行くのかなぁ?
連れて来た親が悪いのだ。叱っても仕方ない。 ご飯を飛ばす前に、なめて取ってやるしかない。
この次は絶対お留守番よ!と固く心に誓ったパパ、ママだった。
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