| 2005年05月25日(水) |
指を挟んだふりをする |
子の年齢:1歳4ヶ月
スイッチがあれば押し、穴があれば指を突っ込むのが人情なのか?
チャイルドシートのバックルに差し込む金具に、ちーちゃんの指ほどの小さい四角い穴が開いている。その穴が気になってしょうがない。チャイルドシートに座らせて、バックルをお腹に持ってきて、止めようとするその瞬間に、ちーちゃんはその穴を思い出す。 今日こそ右手の人差し指を、あの穴に入れてやろう。 そんなところに指を入れられたら、バックルが止まらないので、手をどけて、ぱちん、と止めてしまう。
ある朝、なかなかバックルが止まらない。力をこめて差し込むと、ちーちゃんが「ぎゃー」と泣き出した。 とうとう指を挟んでしまったらしい。 指を見てみると、なるほど赤くなっている。 あわてて抱え上げて、「ごめんね、ごめんね」と指をさすった。
以来、指を挟まないようによくよく気をつけている。 しかしちーちゃんは、毎回顔をしかめて指をさすっている。 バックルを止めた直後ならまだしも、シートの向きをかえる頃になって思い出し、さすることもある。
「あれ、今日も挟んだけ?痛い?」 おかしくてたまらない。
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