子の年齢:6ヶ月1週 読んでいる本:「緒方貞子−難民支援の現場から」(取材・構成:東野真 集英社新書)
育児は外野のプレッシャーとの戦いだ。 夫も義母もあまりわたしのやり方をとやかく言わないのだが(少なくとも表立っては)、実母は、やれ、頭の形が変だから背骨が歪むだとか、泣かせてまでうつ伏せにするのは精神衛生上よくないが、やっぱりうつ伏せにしなくてはならないとか、いろいろ難しい注文を付ける。 保健師さんは更にキビシイ。「ゆっくり過ぎます」と言って口撃してくる。
その上先日は予想もしていないところから攻撃を受けた。 2才の男の子を持つ友達が久し振りに里帰りしていて、遅ればせの出産祝いを持って来てくれた。実家にちーちゃんを預けて出かけているところに、実家に訪問があったので、帰りがけにちょっと会ったら、 「あんた、まだ母乳やっとんがけ?この暑いがに、離乳は?果汁は?他のもんで水分取らせんにゃ、あんたが倒れるよ。(あんたまだ母乳やってるの?この暑いのに、離乳は?果汁は?他の物で水分を取らせなくては、あんたが倒れるよ。)」 と、のたまうのだ。 彼女は3ヶ月で乳が止まったため、ミルクで育てたそうで、内心気の毒に思っていたくらいなのだが、本人は意に介さないようだ。それどころか他人の母乳育児にまで意見するとは! 更に、「早く離乳食始めないと、咀嚼が脳の発達を促すんだから、知能の発達も遅れるよ。」 と、続いた。 え?だって、母乳って哺乳びんと違って、自分で吸わないと出てこないから、充分アゴの運動になってるんだけど。アゴの運動が少なくて知能が遅れるとしたら、それはミルクの場合では? もうとにかく言ってることがオカシイ。もともと強いこと言う方だったけど、子供産んでから更にひどくなったなー。
うーん、もしかして彼女、ちゃんと母親している自分はエライ、とか思ってないだろうなー。 そりゃ、夫に「育児って大変なのよ!」ってエラそーな顔するのは構わんけど、家族以外の人に「育児って大変、わたしは偉い」って素振りするのはどうかなー、と思う。
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