ちーちゃんままの日記

2004年01月21日(水) 最初の1週間

子の年齢:2週0日
読んでいる本:なし

 退院して最初の1週間は想像以上に大変だった。
 
 退院した日は吹雪だった。
 風邪を引かせては大変と、おくるみにぐるぐるにくるんで駐車場に着くまではよかったが、チャイルドシートの使い方を忘れてしまっていた。首のすわらない赤ちゃんをだっこするだけで精一杯なので、複雑なチャイルドシートのベルトをどうこうしている余裕はない。その上車外は吹雪だ。早くドアを閉めたい。
 バカバカしくても産前にぬいぐるみで練習しておくんだった。
 退院時にチャイルドシートの使い方がわからず、結局抱いて帰ったという話は他所でも聞いたことがある。
 
 夫が何とか装着してくれて、出発した。ベルトがちょっとキツかったが、大丈夫だろうか?と時々後ろを見ると、腕を振り回して遊んでいる。
 ああよかった。

 さて、家に帰ると母が血相を変えて、まだお部屋が暖まっていないのに、30分も早く帰ってきた、と言って怒る。
 それから慌てて部屋をガンガン暖めたと思ったら数時間後には約30℃になっていた。
 ちーちゃんは顔を真っ赤にして、汗だくになって寝ていた。
 うわー、脱水症状になる〜。水を飲ませなくては!
 
 さて、赤ちゃんに水を飲ませるといって、水道の蛇口をひねって出てきた水では駄目で、一度100℃に沸騰したお湯を人肌まで冷ましたものでなくてはならない。
 おまけに母乳だけで育てるつもりにしていたわたしは、哺乳瓶を消毒していなかった。哺乳瓶の煮沸消毒から始めなければ湯冷ましも飲ませられないのだ。
 うーんウカツだった。産前に哺乳瓶の消毒をしておけばよかった。

 全く予想だにしないことばかりである。

 出産が遅かったお陰で友達からいろいろお下がりを分けていただいた。ベビー服も沢山いただいたので、買わなくて済むと思っていたのだが、これが大間違いだった。
 大は小を兼ねる、と思っていたのだが、体長50cmの赤ちゃんに60cmのコンビドレスなどを着せると、片肌脱ぎになってしまうのである。
 大人の目から見ると、50cmも60cmも同じぐらい小さいのだが、着せてみると大違いで、慌てて買いに走った。

 さて、グッズの話はそのぐらいにして、困っているのは、「たそがれ泣き(コリック)」というヤツだ。
 毎晩夜7時頃〜11時頃まで泣き続け、何をしても泣き止まない。
 オムツを替えても、おっぱいを飲ませても、抱っこしてゆすっても泣き止まない。
 このぐらいの時間になるとだんだん乳の出も悪くなるようなのだが、実際測ってみた訳ではないので、おっぱいが足りなくて泣いているのかただむずかっているのか判らない。

 11時頃に諦めてミルクを飲ませると、後は4,5時間こんこんと寝てくれる。
 では早めにミルクを飲ませればいいのか、というとそうでもなくて、暴れている時に哺乳瓶を口許に持っていくと、舌で押し出してしまう。
 翌朝になるとケロリとしているのだが、夜7時になるとまた始まるのだ。


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