子の年齢:0週7日 読んでいる本:なし
退院が明日にせまったので沐浴指導があった。ドキドキ。 まず、看護師さんがよそのお子さんを沐浴させるところを見る。
左手で両耳と肩を持ち、右手で左足の付け根を持って、そろりと胸までお湯につける。 お湯に慣れたところで右手を離して、まず頭を洗い、腕、胸と腹、脚、股間を洗う。 次に右親指と人差し指を左手の付け根に入れて右腕に胸をのせるように持ちかえ、後頭部と背中を洗う。この時お湯を飲まないように注意する。
ハイ、ハイと返事はするのだが、全く頭に入っていない。 え、まずどうするんだったっけ? あ、頭からだっけ。 石鹸が目に入らないかしら? お湯をすくいすぎて耳に入っていないかしら。
久しぶりにハダカのちーちゃんを見ると、赤ちゃんなのにぷよぷよしていないことに気づく。 ガリガリでもないのだが、妙にがっしりしている。つまりは骨太なのだ。 そういえば私も夫も骨細とは言い難い。 骨太の人はどんなに痩せて骨と皮になってもサイズダウンはしない。これは私の体験談である。 ちーちゃんもすらりとした大人にはなれないでしょう。ま、男の子だからいいか。 骨太の人は生まれた時から骨太なのね、と感心した。
今日の沐浴指導の時に臍帯が取れた。 臍帯がついたままだと、沐浴の都度消毒しなくてはならなくて大変そうだったので、取れてくれてほっとした。 臍帯というのは最初どんな色だったのか知らないが、カサカサに乾いたそれがちーちゃんの臍にくっついている様といったら、ウシのツノのようだった。そこだけが消し炭みたいな色をしている。 絆創膏を引っ張ったらぽろりと取れたので、白木の箱に入れて渡してくれた。
臍帯が取れたらそこはヘソなのだが、今度はデベソではないだろうか、と心配になる。 「こんなのデベソじゃないですよ、今はお腹に肉がないからそう見えるだけです。」
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