ちーちゃんままの日記

2003年10月31日(金) 保育園とGDP

子の年齢:妊娠30週
読んでいる本:『失われる子育ての時間-少子化社会脱出への道』池本美香著 剄草書房

今度は好物のいちぢくで口角がかぶれた。とってもとっても肌が弱くなっているようだ。

このところちーちゃんはちゃんと頭位(逆子でない状態)のようだ。右脇腹をつま先の裏で掻くかのような胎動をしきりと感じる。
裏返しのかぶとむしがもがいているような感じかな?
元がデブだからなのか、ストレッチマーク(R)が効いているのか、今のところ妊娠線は出ていない、みたい。

来年の保育園の申し込み期間が始まった。明日、実家の最寄の保育園に申し込みに行かなくては。
まだ生まれてもいない子どもの入園申し込みをしなくてはならない、というのは驚きだったが、働くママの間では常識らしい。育児休業が明ける1月になってから、慌てて受け入れ先を探してもムリなのだ。
運悪く死産だった場合に入園案内が届いたりしたら、悲しみ倍増だと思うけど、どうなんだろう?

実家の最寄の保育園は最近移転新築したところで、夜7時までなら延長保育(別料金)も可能。駐車場も広く、閑静な立地だ。
冬から預け始めの場合は、あらゆる病気をもらって、春まで休みつづけることが多いらしいが、だからと言って春まで会社を休む訳にもいかない。

母親の働く権利を護るために保育施設が増やされている、らしい。
でも、本当に働く権利が欲しい母親ってそんなに沢山いるんだろうか?
わたし自身、仕事=自己実現だなんて思っていない。経済的に豊かになるし、独りで家に居るよりは人間関係が広がって面白いから働いているだけで、育児が想像以上に面白かったら仕事なんて辞めるかもしれない。
保育施設は、実は、所得税収入を増やしたい政府によって(無収入の主婦が働けば税金が入るからねぇ)充実され、専業主婦を減らすべく世論が誘導されているだけなのかもしれない。

男女共同参画社会とか体のいいこと言っちゃって、実は税金とGDPのためなんだ。

もう11月になるというのに、オフィスが暑くて暑くてたまらない。
3時頃に抜け出して、横を流れる川の土手下を散歩して涼むのがこのところ日課になっている。
厚く茂った「みぞそば」のひなあられのような花が、対岸で傾きかけた日に照らされている。ここでは時間がハチミツのようにねっとりと流れていく。


 < 過去  INDEX  未来 >


ちーちゃんまま