ちーちゃんままの日記

2003年10月30日(木) 里芋、ピアス

子の年齢:妊娠30週
読んでいる本:『失われる子育ての時間-少子化社会脱出への道』池本美香著 剄草書房

里芋の皮をむいたらもうれつに手が痒くなった。
かぶれるものだと聞いてはいたが、こんなひどいことになったのは初めてだ。里芋の皮をむいたことがないんでしょう、というツッコミが聞こえそうだが、そんなことはないぞぅ。<0( ̄^ ̄)0>
見る見るうちに手が真っ赤に腫れて、手首から下をちぎって投げつけたい程になった。
こんなときに限って痒み止めもない。
仕方ないので、虫刺されの薬を塗ってみたが、イナバの白ウサギみたいな感じだ。

きぃ。

暴れながら洗面所で手を洗っていると、入浴中の夫が慰めるように、
「今日、『トリビアの泉』面白いらしいよ、見んが?(見ないの?の意)」と言う。
あまりにも痒くてTVなんてどうでもいいが、とりあえずTVをつけてみる。まだ8時なので他の番組が放送されている。

次第に痒みが収まったので、手袋をして残りの里芋の皮をむいていたら、夫が風呂から上がってきて、これからビデオを見るという。
「えっ、『トリビアの泉』は?」
「風呂入られ。」
なんという身勝手な。でも手が痒いので風呂に入ることにする。

風呂に入ってしばらくすると、ピアスが片方なくなっていることに気づいた。新婚旅行で買ったサファイアのピアスなのに・・・
落ち込んでいると、部屋を暗くしてビデオを見ていた夫が
「どうしたん?」と訊く。
「ピアスなくした。」
「えっ、あの高かったヤツ?」
「うん。」
話しているうちにテーブルの上を見ると、胡桃を食べていたらしい。どうりでトンカントンカンうるさかった。
明日健康診断だから朝食抜きなのに、ビデオ見ながら胡桃を食べるなんて!

「あんたね、明日健康診断なのに、9時過ぎてからそんなもん食べて!(健康診断で)何か出たら、姥捨て山に捨てるよ!」
「うるさい、もう寝れ!」
なんという身勝手な。絶対にいつか独房に入れてやる!

ピアスは結局見つからない。むかむかしながら眠りについたら夢を見た。
夫に女装した甥が3人もいる。粗暴な小学生なのに髪の毛が腰まであって、ヘンテコなちょんまげにしている。
「あの、もう小学生なんだから、髪の毛切ったらどうですか?」
と言ってみるが、義母が
「でもねぇ・・・。」
と、訳のわからない言い訳をするのだ。

目が覚めたらますます腹が立ってきた。寝ている夫の上に片足を載せてみる。
「うっっ、重たいです。止めてください。止めてください。」
「あんたに女装した甥が3人もいる夢を見たよ。」
ヤクザのインネンである。


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