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2005年08月08日(月) ■ |
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『闇先案内人』(下) |
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『闇先案内人』(下) 著者の描くキャラクターは、登場場面からすでに過去を背負いながら、しかも光彩を放ちながら出て来る。よって忘れがたい人物が多い。主人公の葛原は、その典型であるが、話が進むうちにどんどん隠れていた「タフさ」や「優しさ」や「賢さ」や「頑固」さが出てきて、どんどん魅力的になっていく。そうして、いつも女性のキャラも魅力的である。読み終わったあと、葛原や咲村、彼や彼女の今後はいったいどうなるのだろうと想いを馳せた。 (05.06.08記入)
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