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2005年01月22日(土) ■ |
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「ゴジラファイナルウオーズ」は80点 |
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「ゴジラファイナルウオーズ」北村龍平監督 松岡昌宏 菊川怜 ドン・フライ 北村一輝 ケイン・コスギ 待望のヘドラも出てくるし、エビラみたいなマニアックなのも出てくるし、「ジラ」という明かにハリウッド版ゴジラも出てきて、その扱い方が爆笑もの。テンポ良く進んで、人間アクションまで盛り込んで。ゴジラシリーズの一本としては良いほうだとは思う。しかしながら、これでゴジラシリーズが終るというのが気にいらない。ゴジラ最後の年に、10年に一度という災害が立て続けに起きたのは偶然ではないだろう。(と、かってに断言)まだまだ壊すべき建物は次々に出てくる。自衛隊全面活用で撮影、人を思いっきり殺してきたゴジラではあるが、ゴジラが壊してきたのはやはり「お上」の側なのだ。ゴジラでさえも壊せないようなそんな大企業や国会のある日本でありたくない。私はへんな理屈をいっています。ゴジラは破壊神です。逆説的ではあるが、日本の民主主義が生んだ神であった。
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