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2005年01月23日(日)
「レディ・ジョーカー」は50点

「レディ・ジョーカー」平山秀幸監督 鄭義信脚本 渡哲也 徳重聡 吉川晃司 長塚京三
役者は悪くはない。特に吉川晃司が思ったより熱演。しかし、この脚本もう少しなんとかならなかったのか。原作読んでないと分からないような部分が多く、そもそも原作読んでも省略していて分かりにくいところは更に分からなく、まさかここまで酷いとは。良かったのは冒頭の部分だけですね。もっとも酷いのは最後の吉川の顛末が明らかでない事。そしてそれぞの男たちの顛末の付け方も全て曖昧。もしかしたら某組織から圧力がかかったのか。そうだとしたらまさに「社会派サスペンス巨編」ですね。でもたぶんそうじゃない。あれ製作側の自粛でしょ。そんなんだったらこんな映画つくるなよ。これでどうして北村薫が絶賛したのか、理解に苦しむ。