日々あんだら
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2010年12月30日(木) 就活アドバイスの会

今日は高校のOB会。
というより、OBの社会人たちが大学生の就活にアドバイスしましょうの会。(笑)

去年より人数は減ったものの、それでも100人強の大学生が来てたかな。
同期の女性もパネラーで来てて「もう自分の就活の頃のことなんか忘れたわー。おばちゃんやもん」って言いつつ、集まった学生たちが口を挟む暇がないくらいのマシンガントークをぶちかましてました。まさに関西のおばちゃん。(笑)
ちなみに僕は幸か不幸か入社以来10年ずっと採用活動を(半強制的に)手伝わされてるおかげで、毎年1回は自分が就活した時のことを思い出してるし、今の学生たちがどう考えているのかもなんとなくわかってる。つもり。

なのでそんなに違和感なく話してたんやけど、よくよく考えたらこいつらみんな一回り以上年下!!
「干支すらも被ってないよ!」
「この子ら生まれた時、おれらもう中学生!」
「え?もしかして私ら卒業してからもう15年?」
「…ついこないだみたいに思えるんやけどなぁ。。」
「いや、それは言いすぎ。(笑)」
そのことに気付いて、同期と2人で大騒ぎになりました。(笑)


僕らが就職した年で当時すでに「就職難」とか言われてて、一番厳しかったのがその2年後の「氷河期」と呼ばれる年。
来春就職する人たちはその氷河期よりさらに厳しい状況で、それを聞いてるからか、大学3年生だけじゃなく2年生も結構来てたんだけど。
でも、あんまり早くから就活のことを気にしないで欲しいなって個人的には思う。
高校時代は受験勉強に追われて、それが終わったらすぐに就活に追われて…なんてひどい学生生活だ。
人生にはなんの憂いもなく遊び惚ける時代が絶対に必要なんやって。
そんな中で、人間関係の築き方とか、自分の興味のあることとか、息の抜き方だとか、お酒の飲み方とか(僕はいまだにわかりませんが)、勉強なんかでは絶対身につかないことを覚えていくものだ。
そういう人の方が社会に出て活躍できる可能性が高いと思うし、自分が採用活動をしていてもそういう学生に魅力を感じる。(不思議とそういうのはわかる)

そんなことを考えながらも楽しく過ごせた数時間でした。
個人的には自分が学生時代に選択肢として全く考えなかった職種(官僚と起業家)の話がおもろかった。
2人とも後輩だったんだけど、傲慢とも思えるほどの自信家。
そんな彼らがなぜ官僚になったのか、なぜ起業したのか話を聞けておもしろかった。


しかし、大学レベルならともかく、高校レベルで卒業した大学生を対象として、しかも学校主催ではなくOBが主催してこういう会をやってるところはあんまりないんじゃないかな。
そういう点でいい高校やなぁって思うし、なにかの気の迷いだったけど行って良かったと改めて思ったのでした。(いまさらかい。笑)


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