日々あんだら
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2007年10月14日(日) 故郷の星空

故郷の良さは離れてみて初めてわかるもの。
良く聞く言葉だけど、本当にそうだと思う。
僕にとっての小豆島もそうやったもん。

例えば水。
生まれて19年間は水道の水を普通に飲んでいた。
「東京や大阪の人はコンビニとかでお金を払って水を買って飲んでるらしい」
って話を聞いて不思議だったものだ。
それが大学進学で大阪に出て、2日目にミネラルウォーターを買いに行った。
大阪の水道水があんなにまずいものだとは知らなかった。
その後、所沢、大阪、船橋と住んでるけど、ずっとミネラルウォーターを買い続けている。
今ではコーヒーをわかすどころか、カップラーメンでもミネラルウォーターじゃないと食べられない。
普通に飲める水道水って貴重だった。



今日はR cafeの慰安旅行でユミさんとうーちゃんと、くじで当たったYUZUさん親子が小豆島に来ていて、
みんなで晩御飯を食べた。
地の魚を使った料理とか、海鮮炊き込みご飯とか、最後には松茸の土瓶蒸しまで出てきて、
全員お腹いっぱい。ジーンズのボタンを外す人まで出る始末。
たっぷり堪能した帰り道、車に乗り込むところでユミさんが空を見上げて、
「あ、星すごい!」ってびっくりしてた。
空を見上げたら、昼間の雲がどこかに行って、星が見えている。

でもね。
こんなんですごいって言われても…
一応国道沿いの町中だったもんで、街灯とかあるんよねー。
確かに大阪よりかは見えてるかもしれんけど、こんなんを小豆島の星空って思ってもろたら困るねん!

ということで、車を走らせて5〜6分だけ山道を上った。
街灯のないところを見つけて車を止め、ヘッドライトを消す。
そこに現れた星空に、ユミさんもうーちゃんも大興奮。
本当は雲が一つもない夜に、その山道を15分くらい上ったところの星空がめちゃくちゃ綺麗なんだけど、
でもその星空にとても喜んでもらえました。
よかった。



そう、大阪に出た時にびっくりしたのが、夜空が深い藍ではなく、赤かったこと。
そして星が数えられたこと。
故郷の星空が、本当はすごかったのだということ。
そういや昔、沖縄の慶良間諸島に行った時、星空を見て「星空は小豆島も負けてないなぁ」と思ったんだった。
(海の透明度ではボロ負けやったけどね。^^;)


今度、年末に帰った時には星空撮影をしてみようか。
誰かにコツを聞いて帰らないとなぁ。


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