日々あんだら
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2005年06月26日(日) Special Week(5)


記念撮影。(だけど僕が入っていません。泣)←当たり前



6月12日(日) 曇り時々晴れ

昨日来れなかったモモさんとパトさんもやってきて、やっとウーロン部が勢揃いする最終日。
1週間前からずーっと雨の予報だったのに、晴れ女の来襲でこの日1滴も降らなかった。
朝起きてカーテンを開け、にひひとほくそ笑む。(日本語ちょっと変…)


R cafeの日曜日は11時半から始まるので、それに合わせて家を出る。
梅田から通いなれた道を通ってR cafeへ向かう。
最短距離を突っ切る細い道(中崎町の道は全部細いが、その中でもさらに細い道)を歩いていると、
細道と合流する(中崎町としては)太い道を横切るカップルの姿が遠くの方に見えた。


きらりーん。

通常視力は悪いくせに、(自称)被写体を見つけるのは早いhide's eyeが光った。
(←こんな感じ。笑)

あの2人は撮ったことがある。
そう、あれは確か1年ほど前、夏の暑い日だった。

岐阜が日本に誇る夫婦(めおと)フォトグラファー、sinさん&bunnyさんに間違いない。


普通はここで「おーい!」と声をかけるところなのだろうが、普通に行っても面白くない。
2人に気付かれないように歩くスピードを上げながら、カメラバッグからα-7Dを取り出す。
2人はR cafeの看板を見つけ、「住民以外は入っていくのを躊躇するような細道」に入って行く。

僕もその後を続いて歩いて行き、遠めから1枚。
そしてもう1枚撮ろうとした時、ふとsinさんが振り返った。

あ。
見つかった。(笑)

R cafeの前で10ヶ月ぶりの挨拶を交わす。
時刻は11時25分。R cafeの開店時間から、今日も5分早い。

「すみませーん、もう入ってもいいですか?」と言いながら入る。
もちろんOK。

僕の展示は入ってすぐ左の壁から奥に向かって続いている。
一番みんなの目に留まるところを選んだんだけど、友達を連れてきた時には、
入っていきなり「あ、これおれの作品」とかなってちょっと照れ臭い。
向こうも「へぇ〜」と言いながら、靴は履いたまま荷物は持ったまま。
上がって一旦席について飲み物なんかも注文して、それからゆっくり見てもらえればいいんだけど、
流れ的にちょっと変な感じになる。(笑)

この日もそんな感じで立ち話してたんだけど、「あ、これお土産〜」とbunnyさんが取り出した紙袋。
中を見るとbunnyさん手作りのクッキー。わーい!きちんと8つある〜♪


…ん?8つ?


良く見ると最後の1つは「カール君クッキー」だった。
わーーー!かわいいっ!!!
2人は「似てない」「かわいくない」「耳がでかい」と言ってたけど、十分似てたしメッチャかわいかったですよ!
ウーロン部メンバーにも大人気でした。(最後はカール君のご主人のイチョさんが持って帰りました。^^)


そうしているうちに、他のメンバーも続々とやってきた。
今日はみんな来るのが早いぞっ!(嬉)
…って言ってももうお昼なんですけどね。^^;


次のお客様はkazuさん、かなさん、あずきさんの素敵ガールズ。
kazuさん・かなさんには4月に東京で遊んでもらったりお世話になってます。
あずきさんはいろんなところでお名前は拝見してたんだけど、お会いするのは初めて。

そういやkazuさんは「ほかさんにお会いしたい」と連呼してて。
某所でヲトメチックなほかさんの写真がアップされてるんだけど、それを見て言ってるらしいんだけど。

「あ、kazuさーん、この人がほかさんです」と僕が紹介するまで気付かなかったらしい。(笑)
「ええーーーっ!!」と絶叫して固まるkazuさん。
ほかさん、普段はおっとこまえでアクティブな美女です。はい。^^;;;


そしてJAM POT開店前に駆けつけてくれたあんこさん。
12時開店なのにありがとうございました!ほとんどお話できなかったけど、嬉しかったですよ!^^


この日は最終日ということもあり、日曜日はなんにもなくても満員になるR cafeは超満員。
僕らが座れるスペースなどなく、sinさんとbunnyさんのテーブルにミックスジュースを置かせてもらって、
立ったままそれをいただく。

イチョさんの缶バッジを見ていたbunnyさんが、「ああ、やばい」と崩れ落ちそうになった。
ん?と思って聞いてみると、bunnyさん最近キノコフェチになっていて、zasshuキャラの「AYA P-MAN」がツボにはまってしまったらしい。

b「5なら出す…」
僕「500円っすか!!(高っ)」
b「50000円…」
僕「…っ!!」

えーと、500円でイチョさんに譲ってもらって、転売してもいいですか?(笑)
(ちなみにzasshu缶バッジは非売品です。でもそのうちサイトでプレゼントに出す、かも。→zasshu)

こないだGWに大阪に来た時も、JAM POTでキノコのライターを買ったらしい。
そう言って取り出したシガーケースもキノコだった。
部屋にキノコを生やしたいとか、いっそキノコになってしまいたいとか、
そのキノコフェチぶりはものすごいものがあるのだった。(笑)


その頃、別の席でおしゃべりしてたkazuさんたちのテーブルを覗くと、
みんなでパラパラめくっていたかなさんのポラアルバムにキノコの写真が!!
「bunnyさん、bunnyさん!!」と手で来い来いと呼ぶと…

「はうっ…」

bunnyさんは失神しかけた。(笑)

キノコの木製オブジェ(?)を庭に置いてSX-70で撮った写真らしいんですけど…
岡山の雑貨屋さんで買ったと聞くなり「このまま岡山に行くか」と言い出すbunnyさん。
もう目が据わっている。
sinさんは「行くか?」と笑っている。
ここまで行くと本物です。結局そのポラはbunnyさんの手に渡り、ホクホクしてました。(笑)


13時が近づいて来たので、sinさんたちと一旦Rを抜ける。
実はGWに2人が大阪に来た時に「いいお店しりません?」と聞かれて、
実家に帰省中だった僕はパラボラを紹介してたんだけど…
実はその日は月曜日。(パラボラの定休日)
すっかり僕も忘れてたんだけど、2人はパラボラ周辺を何往復もウロウロして、結局ダメだったという…

あの店って、看板出してなかったらただの民家やもんなぁ…(笑)
ホントごめんなさい。

ということで、この日は3人でパラボラリベンジなのでした。
…お茶は僕が奢ります。。。(汗)


Rを出てパラボラへ歩く。まっすぐ歩けば結構近い。
「あ、ここ何回も通った!」
「おれ、この公園でフィルム交換した!」
言われるたびに僕の胸が痛む。

辿り着いたパラボラは、
「やっぱりここ!」
2人が怪しいと睨んでいたお店だった。
ほんっとーにごめんなさい。m(_ _)m

ドアを開ける。
「こんにちはー」といつもの挨拶をすると、ふりむくキミコさん。
そのキミコさんの微妙な表情に心当たりがある。
「あのー…席空いてます?」
「ごめんなー、今いっぱいやねん」

やっぱり。(笑)

相談の結果、「席が空いたら電話ください」と言って先にJAM POTにお邪魔することにした。
パラボラではいつもいろいろ融通きかせてもらってるなぁ。すんません。

JAM POTに入る。
ホントここは物欲を刺激するかわいい雑貨がてんこ盛り。
でも最近極度に金欠な月が続いているので行ってもひやかして帰るだけ。あう…
でもbunnyさんはわきゃわきゃと物色している。

ああ、僕もお金があったらなぁ…

あんこさんにご挨拶して、「夜お願いしますね」(←表向きタリィ1周年&ナナメナナイロ打ち上げパーティー)と挨拶し「席が空いたよ」と電話が来たのでそそくさとJAM POTを後にしたのだった。
今日も何も買わなくてごめんなさい。
…あとからサプライズで泣いてもらいますから。^m^(←心の声)


パラボラで久々に丼をいただく。
sin&bunny夫妻にとっては念願のパラボラ丼である。
もちろん大満足してもらい、デザートの白ゴマのブランマンジェや抹茶ワラビーも堪能したのだった。


またテクテク歩いてR cafeに戻る。
前に小豆島で知り合った2人(→)がすでにRに着いているというメールが来ていた。


Rに着くと、2Fに上がる。奥のソファーに2人の姿が。
去年の年末に小豆島に帰省した時に、いつも行く展望台で知り合った人たちで、
向こうは四国旅行の帰りに予定を変更してフラリと小豆島に立ち寄ってたらしい。

最初は「写真撮ってもらえますか?」と頼まれて向こうのカメラで撮って、
ついでにこっちのカメラでも撮らせてもらって。
撮った写真を送ったり、サイトにアップしたり、その写真を雑誌に投稿したら佳作で載っちゃったりして、
写真によって繋がった不思議な縁。
今回のDMももちろん送ってて、見に来てくれた。
こういうのって嬉しい。^^

この2週ほど前にメールでカメラが買いたいという相談も受けていて、僕も他の人に相談とかしてるうちに、
茶々さんが昔使ってたMZ-7とレンズを譲る、という話がまとまっていたりする。
これもまた不思議な縁。

で、茶々さんからお預かりしているカメラとレンズを取り出していろいろ説明。
僕のつたない説明でわかってもらえたかどうか疑問だけど…^^;
山歩きが好きで風景とか鳥とか花とかを撮りたいらしい。
ああ、正に茶々さんが使ってたのとほぼ同じ使い方。(笑)
軽量なMZ-7と、標準ズーム、望遠ズーム、90mmマクロの組み合わせはベストだと思います。^^

その場に居合わせたグランパさんも一緒に1時間くらい色々お話して(まともに会話するのは初めて。^^;)、
次の約束がある2人を新御堂筋の下まで送って行ってお別れしました。
翌日から尾瀬に行くって言ってたけど、いい写真撮れたかな?


2人を送ってRに戻ってみると、すでにsinさんとbunnyさんはいなかった。
あうー、お別れの挨拶できなかったー!!と呻いてると、パトリシアさんが到着。
パトさんは体調を崩してて会場に来れないかも、と危ぶまれてたんだけど、
奇跡の回復を見せてやって来てくれた!
わーい!これでウーロン部のメンバーが揃ったー!!ヽ(´▽`)/
「まあまあ、ここ座りや」と自分の対面に座らせ、ミックスジュースまで奢ってしまう僕の浮かれっぷり。
実はウーロン部の誰かになにか奢ったのは初めてだったりする。(笑)
だってさ、ホラ、パトさんの笑顔が欠けてもダメなわけですよ。ウーロン部には。


その時やってきてくれたのはサオリさん。
僕はネット上でも交流はなかったんですけど、イチョさんやモモさんとはお知り合いらしい。
娘さんと一緒にやって来てくれたんだけど…娘さんおっきいなー。

「いくつ?」と聞くと、「七つ」だそうで…

ええーっ!?
お母さん若いよ!綺麗だよ!!一体いくつやねん!
で聞いてみると…

「今年29歳」

ぼ、僕と同い年っすか?
僕と同い年で小学生のお子さんのお母さんですか?

…どうするよ、チャボン。(汗)


初めましてなサオリさんは、にっこり笑いながら愛のある毒を吐きまくる素敵な方で…

「ああ、そういえば『サオリさんって毒を吐きまくる人がいる』って聞いたことがあります」

無礼なことを言う僕。
初対面からこんなことを言うお前の方が毒やってば。m(_ _)m

ホントいいお母さんで、娘さんに相手してもらいたいオーラがビンビン。(笑)
でも、なんだかんだと話しかけるんだけどゲームに熱中している娘さんには相手をしてもらえず。
寝ている息子を起こそうとする友人(男)となにかダブるものがありました。^^

娘さんは人見知りをする性格らしく、最初は話しかけてもなんにもリアクション返してくれなかったんだけど、
そこは自称「年齢一桁台と50台以上には人気のある男」hide。
いろいろ話しかけたり、お菓子をあげたりして、帰り際には笑顔で手を振ってもらえるようになりました。^^v


綺麗なガーベラをみんなにプレゼントしてくれたジュンコさんもはじめまして。
月曜日に記帳してくれていたので、きっと2度目のご来展だと思う。
僕の人生でこんなにお花をいただいた1週間はこれまでなかったなぁ。
本当にありがとうございました!!


あと、高校時代からの友達で唯一DMを送っておいたFさんも仕事帰りに
カメラが趣味だというお友達を連れてやって来てくれた。
ぴしっとスーツを着こなし、一見仕事ができる女に見えるが(実際できるんだと思う)
話してみるとただの虎キチのおばちゃんなのを僕は知っている。
ちなみに出会いは浪人の頃で、知り合って1ヶ月で「私、巨人ファンとは口きかんけん」(讃岐弁)と絶交を宣告されたのは今でもお互いがネタにしている。(笑)

その彼女が僕の作品の中で一番好き、と指差したのは小豆島の夕暮れ
「それ、小豆島の写真やで」と言うと、「うわー、やっぱり讃岐はええなぁ…」とものすごく力を入れてうなずく。
R cafeの片隅で讃岐を賛美する2人の会話は熱を帯びて続くのだった。
Viva 同郷人!!




たくさん来てくれたお客さんたちも一人減り、二人減り、
近所で作った苔玉を見せびらかしに来てくれた(笑)なちゅさんたちも去り、
ふと気付くと店内にはウーロン部のメンバーしか残っていなかった。

さて、そろそろ祭りも終わりかな。
「じゃあ、撤収しますか」という誰かの声が妙に寂しく響く。


『それぞれが自分の作品を展示する』
『お互いがなにをどんなテーマで出品するのか、事前打ち合わせは一切しない』
搬入するまでは正直、テーマがかぶらないだろうか、僕だけ浮かないだろうか、と心配だった。
でも結果は、それぞれの個性がきちんと際立って、しかもそれぞれの個性が全然ケンカをしていない、
素晴らしい作品展だったと思う。(自分で言うのもなんやけど)

多分見ず知らずの人たちとのグループ展ではこうは行かなかっただろうなぁ。
いつもカメラを持って一緒に遊びに行ってる彼らとだから、
それぞれのピースがピッタリはまるようなグループ展になったんじゃないだろうか。

みんなの作品からいっぱい刺激を受けたし、僕の作品も少しは刺激を与えられたと思う。
(与えられてたらいいなぁ…)
来てくれた人たちには目一杯楽しんでもらえたんじゃないかなぁ。
そして誰よりも僕たちが一番楽しめた一週間だった。


搬入に2時間以上かかった僕の作品は、たったの15分ほどで撤収できた。
この作品はもう2度と展示することはないかもしれないけど、ずーっと取っとこう。
みんなの搬出も終わりガランとしたR cafeで言葉少なに立ち尽くす僕たち。
ああ、やばい。こういう雰囲気はメッチャ苦手やねん。

そう思った時、
「じゃあそろそろ出ようか」
みんなも僕と同じように感じていたらしい。
誰かの言葉でみんな作品を抱えて、ユミさんとウーさんに挨拶をして外に出た。
最後まで、みんな考えることが一緒やったんやなぁ、と寂しいながらもちょっとおもしろかった。




ということで、やっとナナメナナイロレポートは完了です。
ホントはこの後、パラボラで伝説の「甘い言葉」が生まれた話とか、
打ち上げ会場で約2名が号泣して、約4名が爆笑して止まらなくなった話とかあるんだけど、
それは参加者の心の中に大切にしまっておくことにします。
(なちゅさん教えてもらった逃げ方。笑)


最後に、
会場に来てくれたみなさん。
お花や素敵なプレゼントを贈ってくれたみなさん。
来れなかったけれど、遠くから応援してくれたみなさん。
いろいろワガママを聞いてくれたり、迷惑をかけても笑って許してくれたR cafeのユミさんとウーさん。
そしてなによりウーロン部のみんな。


どうもありがとう。
「ありがとう」しか伝える言葉が見つかりません。


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