| 2026年06月30日(火) |
ワールドカップなんか嫌いだ |
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オレはサッカーに興味がない。ワールドカップで日本を応援しないのかとよく言われるが、そんなことは基本的にどうでもいい。オレが好きなのは阪神タイガースであり、野球である。サッカーのことはたいして知識がない。釜本がどんなにすごかったのかとかもよくわからないし、今海外で活躍してる選手達がどれほどすごいのかもよくわからない。その日本はまたしても決勝トーナメントで勝てずに消えたわけだが、このワールドカップというイベントが巨大な金儲けであり、資本主義的なものであることを看破しているオレは結果なんかどうでもいいと思っている。
ゴールを決めたことで佐野海舟の不同意性交が免罪になるわけでもない。そんなことをされたくない女性にとって受けた心の傷は消えないし、プロスポーツが興行である以上は観客を不快にさせる要素は極力排除すべきである。覚醒剤で一度逮捕された江夏豊がどのチームでもコーチをさせてもらえなかったように、犯罪に関与した人間がその世界から追われるのは必定である。かつて幼女への性犯罪で球界を追放された中山投手を中日が選手として獲得したことは言語道断だったとオレは思っている。
サッカーに高度な戦術があることは否定しない。監督が誰であるかが勝敗にどれだけ関わるかは野球と違って見えにくいわけだが、韓国では予選リーグ敗退が監督のせいにされていて大統領が監督を非難している。ここまで政治的な現象になってるというのもまた不思議である。
サッカーの国内リーグはいつのまにか海外チームへの選手供給拠点のようになってしまった。プロ野球もいずれそうなるだろう。日本国内で巨額のゼニを選手に払えない以上それは仕方がないことなんだが、それは日本という国がもはや豊かな国ではないという意味でもある。大谷翔平が10年で1000億円というゼニを得られることを思えば、素質や才能のある選手が海外流出するのも仕方がない。ただオレが思うのはそんな巨額のゼニをいったい何に使えばいいのかということである。オレのような泡沫投資家でさえも今の株価バブルの中では億を超える資産を持つことができるわけで、オレは今更何にゼニを使えばいいのかと悩むのである。せいぜい贈与税を払って息子たちに立派な家を買ってあげることくらいしか思いつかないのである。
ワールドカップという金儲けと、戦争という金儲けを比較すれば後者よりも前者の方が圧倒的にまともであることは間違いない。少なくともスポーツ興行によって稼いだゼニは麻薬売買や武器販売の収益よりもまともである。
オレはサッカーには興味がないが、サッカーを大好きな人たちの楽しみまでは否定しない。そして多くの若者がサッカーに夢を感じて取り組んでいることを好ましいことだと思う。さまざまな夢の実現の中で、プロサッカー選手というのはかなり難易度の高い夢であることは間違いない。
オレはサイクリングが好きで、自転車で遠くに行くことが好きだった。オレの得意分野は長距離を速く走ることであり、京都大学サイクリング部在籍中に部内で開催されたTKR(耐久レース)でオレは優勝している。それはオレにとって人生の誇りの一つである。全盛期には下関から京都までをロードレーサーで23時間で走ったこともある。でもオレは自転車競技の世界でがんばってツールドフランスに出るとかいう夢は持たなかった。自分の能力がどの程度であるのかを理解し、どうすればもっともゼニが稼げるかを考えて職業を選んだのである。そして今は、「投資」という手段がもっともゼニを稼げる方法であることを知っている。
サッカーで頂点を目指す若者たちが増えることは、その一方で貧しい人の目指せる一攫千金のチャンスが減っていることなのかも知れない。高度成長の頃の日本には、貧乏人でも努力して勉強して東大や京大に入って官僚や大企業への就職を目指すという「ジャパニーズドリーム」の世界があった。今は貧富の差が教育格差につながってしまっている。サッカーでさえも貧しい家に生まれてくればチャンスももらえないというのが今の時代なのである。
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