クルマを複数所有すると、任意保険などの維持費が増えるだけではなく、洗車の手間が増える。オレは「乗ってないクルマも汚れる」という事実の前に愕然としている。屋根付き、シャッター付きのガレージに入れて保管していても、そこは密閉空間ではなくネコができるくらいの隙間がある。その結果として埃や黄砂が侵入してくるのだ。たった3日乗らないだけでうっすらと埃が付着していて、指で文字が書けるくらいになる。毎日運転しているときっと風で吹き飛ばされるのだろう。
そういうわけで、ふだんの通勤に乗ってるクルマではなく。休日にドライブしたりするためのセカンドカーの方が洗車回数が多くなるという状況が発生してしまうのである。実に面倒なのである。最近は黄砂の付着もあってすぐにクルマが汚れる。
こんなことを書いたら、「洗車なんかお金を払って洗ってもらえばいいじゃないか」と言われそうである。しかし、オレはガソリンスタンドのバイトを信用していない。専門の洗車のプロのような方が洗うのではないわけで、その昔オレはあるガソリンスタンドでトイレのデッキブラシのような毛の硬いやつでクルマが洗われてるのを目撃したことがトラウマになっている。自分で洗う方が絶対にクルマに傷を付けずに丁寧に洗えるはずだと思っている。
幸いなことに我が家には庭に十分な洗車スペースがあって、家の敷地内で洗車という作業ができるわけである。たまに住宅街では家の前の道路で洗車している人が居るが、あれは道路を洗車のために占有しているから違法だと思う。
庭で洗車できる我が家のような住宅環境は希有のものである。そういう家に住んでいるような人は全人口の1%くらいだろう。タワマンのような集合住宅では考えられないことである。大都市には洗車場の完備しているような高級なマンションがあるのだろうか。
しかしその洗車もどんどん手抜きになって行くのは仕方がないことである。洗車には体力を消耗するが、体力は年々衰える。かつて三菱FTOを所有していた頃は固形ワックスを塗っていたので洗車には3〜4時間かかったわけだが、今は1時間くらいで完了する。軽く水切りをしてまだ少し濡れているボディーにそのままスプレー式の液体ワックスを掛けて拭き取るだけである。CCウォーターなどの便利な製品が出ている。何種類かそういうワックスを試してみて、使いやすさを判断することが可能である。
何台も車を持ってる人はどうやってそのすべてをきれいな状態に保つのだろう。オレのような暇な人間は洗車も気分転換に楽しく行えるわけだが、これから夏になると暑さとの戦いでヘトヘトになるし、冬は超絶寒い。
オレが庭で洗車していると必ず通りかかった近所のおばちゃんから「やめて!雨降るから」と言われる。ご近所ではそういう不吉なことの前触れとしてオレの洗車という行為が存在するわけである。笑って答えるしかないわけだが、それにしてもいつまでこの「洗車」という行為が可能なのだろうか。寄る年波には勝てず、一台きれいにするとヘトヘトになってしまうのであった。
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