2025年03月16日(日) |
ヤンキー虐待を防げ |
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小学生の子の髪を金髪にしているDQN親がいる。オレの近所にもそういう変な家族が住んでいて、親は目立つ所にタトゥー入れてるし、クルマはアルファードで、ジャージ姿にサンダル履きといういかにもDQN臭が漂う人たちである。こういう方々とは関わり合いになりたくないと一般人のオレは思うわけだが、問題はその子である。そもそも小学生が自ら主体的に「髪を金髪に染めたい」と思うだろうか。そういう外観、つまり子どもを親と同じく「見るからにDQN」という状況にするのは一種の虐待ではないかと思うのである。
子どもはどんな変な家族でも「それが普通」と思って育つわけで、それが異常であるとは気付かない。ひどい場合が親による性的虐待であり、「どこの家でもやってる」と言われればそんなものかと受け入れてしまうかも知れないのである。カルト信者の家に生まれることとか、カルト信者の多いDQN地域に生まれてくることとかも同様の不幸ではあるのだが、とにかく子は親を選べないわけで、せめてこのヤンキー虐待というものを防げないのかとオレは思うのである。
小学生の我が子を金髪にするような親にはそもそもまともな常識がないわけで、よほどのことがない限りそういう親とはまともな会話が成立しないだろうと、かつてモンペに苦しめられたことのがあるオレは思うのである。DQNには世間の「普通」が通用しない。そういうDQNを再生産しないことが教育の務めであるとオレは思っているのだが、なかなか困難なことでもある。最近大阪南部は特にDQN率が上昇しているからである。
大阪南部のDQN率上昇の背景には、最終学歴が中卒者が増えているということがある。DQN生徒の受け皿であり、矯正機関として大きな役割を果たしていた入学試験の偏差値の低い高校がどんどん整理統合によって消滅した。行き場を無くした生徒が私立高校に進学してもすぐに中退してしまう。単年度の中退率が2.9%であっても最終的に大阪の場合は8%が最終学歴「中卒」となってしまうのである。
中卒者が全員DQN予備軍となるわけではなく。中には中卒できちんと手に職をつけて社会に貢献してる人や家業を継いで頑張ってる方もいるわけで一概に語ることは出来ないのだが、勉強が嫌いでやめてしまったり、そもそもまじめに学校に通うことに耐えられなかったりする人たちがそのまま「学校なんか行かなくていい」という価値観になってそれを子に吹き込むことが問題なのである。
スーパーの入り口近くにたむろしてタバコを吸いまくるケバいDQN女や、歩きながらタバコを吸ってそこらに吸い殻を投げ捨てるDQN男たちはそれぞれ自分に見合ったDQN同士でカップルとなり、その子もまたDQNになる運命を与えられてしまう。こうしたDQN再生産を防ぐにはちゃんとした教育しかないのだが、大阪ではそれも破壊されているのである。
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