2024年08月27日(火) |
コメ不足で誰が得したのか? |
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コメの価格が上昇している。品薄なのでたまに入荷したものもかなり高価になってるのだ。在庫を持つコメ販売業者はホクホクだろう。「品薄になると価格が上がる」という商売の原則通りになってるのである。
被害者は高値で買わされる消費者だが、そもそも今回のコメ不足、過剰に騒がれすぎのような気がするのである。結果としてブランド品の高価なコメまでも買われることになり、米業界にとっては思わぬ好景気がやってきたということではないだろうか。
我が家では「必要な分しか買わない」「とりあえず今はできるだけコメ以外を食べる」という対策で乗り切っている。妻も「うどんどかパスタ食べたらいい」と言うので、最近夕食は麺類ばかり、朝はいつもパンなので私自身は外食しないとコメが食えないという状況になっている。
構造的なコメ不足の問題ももちろんあるわけだが、それは政府の政策が間違っているのである。日本のマスコミは電通の支配下にある御用マスコミなのでそのことを表だって批判することはないわけだが、右肩下がりでコメの消費量が減るという見込みを立てていること自体が問題であることを誰も批判しない。
「食糧自給率を上げる」
と本気で思うなら、コメの生産量を増やすためにあらゆる努力をすべきである。ところが政府は農家を本気で守ろうとしているとは全く思えないのである。それは北海道で酪農家を守らなかったことからもわかる。
集中豪雨や台風が来れば大きな被害を受けるのは農家である。収穫が激減してしまうところも多いわけだが、そうした農家への補償は十分であるとは言えない。災害時の補償がきちんとされていれば安心して農業に従事することができる。農業を守ることが国家の根幹であるということを自民党はわかっていないのである。もっともその自民党に投票し続ける農家も馬鹿なんだが。今、日本の農業を守ろうという政策をきちんと打ち出してるのは共産党とれいわ新選組しかない。
地方をぶっ壊したのは自民党の悪政なのに、それでも地方で自民党が未だに選挙に勝てるのは不思議で仕方がないのである。山口県は未だに岸一族の牙城で、岸信千世みたいな典型的な世襲馬鹿が議員になっている。さすが統一教会の聖地だけのことはある。そんな土地だから安倍晋三みたいなモンスターを生み出してしまったのである。自民党の間違った農業政策をぶっ壊すためには政権交代以外ない。
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