最近、夕食に「ごはん」がない。うどんや蕎麦、パスタ類、お好み焼きなどが続いていて「なんで?」と訊いたら妻が一言、「お米売ってないねん」という答えが返ってきて、「嘘だろ!」と思ったが本当にお米がないらしい。なんでそんなことになったのか。主食であるコメが買えないなんて、戦後の混乱期でもあるまいし、なんでそんなことになってるのか。
別にコメがなくても選択肢はたくさんある。だからそれほど人々は困っていないように見える。しかし、売り場からコメが消えているということは絶対に看過できない事態である。どうして令和の米騒動が起きないのか。
ないものはコメだけではない。水も不足しているらしい。南海トラフ地震に備えて、備蓄用に買われているということなのである。そもそも津波の被害が起きるのは限られた地域であり、日本中で買い占めがおきるなんて想定外だ。
コメがなくてもオレはやっぱり食べたいわけで、売ってる店を探すか、あるいは食べに行くかということになる。しかし、この買い占め騒ぎはかなり地域差があるようで、オレの住む大阪南部で顕著であるということは民度に比例した現象かも知れないと思うのである。民度の高い地域ではこんな買い占めのようなことは起きていないだろう。
昨年はコメが不作だったことと、新米が出回るまでにまだ時間があるということが今のコメ不足の理由らしいが、政府はコメ農家を本気で守る気があるのだろうか。能登半島地震に対して。「過疎地域は切り捨てる」と本気で発言してる政治家を見ると、こいつらは農業を守る気などさらさらないということがよくわかる。
自民党政治はもうダメだ。どうか次の選挙では自民党と第二自民の維新の会以外の政党に投票して欲しい。日本の農業を破壊し続け、国民生活を破壊し続けて来た自民党には何も託せない。その自民党議員が自分のゼニのことだけを考えているクソ野郎揃いであることを考えても投票すべきではない。
今起きているこの令和のコメ騒動、メディアが扇動しないだけまだマシかとも思う。もしも変にニュースになれば本当にパニックが起きて、民衆が米屋に押し寄せ、打ち壊しが起きるかも知れないのである。
戦後すぐのメーデーの時に「朕はタラフク食ってるぞ、汝臣民飢えて死ね」と書かれたプラカードを掲げて「不敬罪」で逮捕された人がいた。そうしたこともどんどん歴史の記憶としては忘れ去られていくのだろう。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記