2024年06月12日(水) |
プラットフォームに責任はあるか? |
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アメリカではグーグルやメタといったSNSのプラットフォーム企業を訴える動きが最近盛んだという。SNS上でわいせつ画像を拡散されたり、あるいは巧妙に騙されて自身の性的な画像を送信した後で「拡散されたくなかったらお金を払え」などと脅迫され、中には自殺してしまう少年少女もいるということで、その賠償をプラットフォーム企業に求めるという動きなのである。
もちろん監視が不十分であったという点や、すぐに削除に応じなかったということれはプラットフォーム企業は責任があるだろう。しかし、直接的に罪があるのはその加害者ではないのか。少年少女を騙してわいせつ画像を入手し、それで脅すようなクソ野郎が悪であることは明白だ。そこでプラットフォーム企業を訴えるのはお門違いのような気がするのである。
もちろんグーグルやメタは、悪質なユーザーを発見したら即座にそのアカウントを停止したり、そいつに関する情報をすべて捜査当局に提出して、検挙のために全面協力しなければならない。そこを怠れば初めて責任が発生するとオレは思うのだ。
交通事故の責任は自動車メーカーにあるのではなく、運転が下手くそなドライバーや交通ルールを守れないドライバーに起因する。そいつらの分まで自動車メーカーが補償しなくてもいい。交通事故死の責任は、ドライバーの安全を守れないクルマを作ってるメーカーではなく、事故の当事者に求められるとオレは思っている。ただ、クルマの側は最新の技術で「アルコール検知装置」や「認知症発見装置」を装備すべきである。
スバルのアイサイト搭載車は追突事故を劇的に減らせたという。そうした技術の進歩で防げるものがあるなら、SNS上での不法行為に関してもAIが監視することで何らかの対策ができそうな気もするのである。
それにしてもオレが不思議なのは、自分の恥ずかしい画像を送信してしまう人とか、国際ロマンス詐欺に引っかかる人とかである。オレのFBのアカウントには見知らぬ外国人らしきアカウントから友人申請がよく来るがすべて削除している。そもそもオレはプロフィールに「リアルで接点がない人の友人申請は却下する」と書いているわけで、プロフィールもろくに読んでいないやつからの申請は詐欺目的に決まってるのである。
だまされて億単位の被害を出してる老人たちに対してオレが思うのは、そんな大金を浪費しなくても出会い系サイトやマッチングアプリの上には小銭目的の連中が多数存在していて日々活動しているわけである。真実の愛なんてそんな手に入れにくいものをなんで欲しがるのか。世の中には別に愛情なんかなくてもお金で買える疑似恋愛の場は無数に存在するわけで、ホストやキャバクラもそういう世界である。そこには商品化された性しか存在しないが、少なくともそれはお金でどうこうできるものである。そもそも真実の愛ならお金なんかいらないのである。「お金が欲しい」と言い出すやつは基本的に偽りの愛であるとオレは思っている。
昔は若者の出会いの場は旅であり、ユースホステルであり、バイト先や学校であった。今はマッチングアプリがあるのでそんなことをしなくても知り合える。しかしそこには当然のように別の落とし穴も待っているし、対面ではないからなりすましもできてしまうのである。
ちなみにオレはXを利用しているが、その目的は政治活動であり、特定政党を攻撃することである。オレが信じる正義のために日々活動しているのである。まあでもそれ以外にいろんな人との交流が楽しいことも事実である。オレのような前時代の遺物のようなオッサンの書いたものを若者が読んでくれるのは嬉しいのである。
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