2024年06月11日(火) |
維新の「コレオレ詐欺」 |
携帯用URL
| |
|
元大阪市長だった關淳一さんが88歳でお亡くなりになった。大阪市の職員厚遇問題にメスを入れ、職員へのスーツ代の支給をやめさせたことなど改革に尽力された立派な方である。市職員のヤミ年金や退職金厚遇なども關市長時代に明らかになったことである。弁護士出身の大平光代さんを助役に起用し、破綻した3セクの処理や同和問題に関しても熱心に取り組み、市長としてのお仕事をきっちりされた方であったとオレは評価している。ちなみにこの關淳一さんは、かつて御堂筋を整備して名市長と言われた關一さんのお孫さんに当たる方である。
この「スーツ代支給をやめさせた」という關市長の功績を、現大阪腐知事の吉村洋文はまるで自分の手柄であったかのようにタウンミーティングという維新カルト信者集会で語っていた場面にオレは遭遇したことがある。
吉村は「昔の大阪市役所ではスーツ代まで支給されていたんですよ」「いっぱい改革して無駄をなくしたんですよ」「借金を大幅に減らしたんですよ」と語って、その間に入る「關市長がスーツ代支給をやめさせた」という部分はわざと言わない。すると聴衆はまるで吉村が大阪市長時代にスーツ代支給をやめさせたと勘違いするのである。このように自分とは全く関係のない前任者の仕事の成果までまるで自分がやったことのように取り込むのを「コレオレ詐欺」と呼ぶ。これは維新三大詐欺の一つである。あとの二つは「やるやる詐欺」と「維新文学詐欺」である。どちらもオレは過去に書いてるので興味がある方は検索なさってくださればすぐに見つけられるはずだ。
オレは吉村洋文はもうサイコパスレベルの詐欺師だと思っている。「イソジンがコロナに効く」や「大阪ワクチンは年内に治験開始」などの発言によって大きく株価が動いたことを思えば「風説の流布」でインサイダー取引として逮捕されてもおかしくないレベルのことを吉村はしでかしている。もちろん検察も証券取引委員会もあまりにも金額が大きすぎて動かない。アンジェス株のインサイダー取引事件は報道もされなかった。関係者はボロ株を高値で売り抜けることで1000億円以上の不当な利益を得たはずである。
万博がほぼ失敗確定という状況下で維新の馬場代表は「3回目の都構想住民投票」と言い出した。維新の会という詐欺師集団は大阪市民、府民の財産を利権のためにとことん食い潰し、その上巨額の借金を押しつけてトンズラしようとしている。どうか住民は目を覚まして欲しい。そして維新の会への投票をやめ、あの反社政党を地上から消し去って欲しいのである。大阪を愛するオレは大阪の住民に分断を持ち込み、馬鹿を巧妙に騙して自分たちへ投票させたあの連中を断じて許せないのである。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記