| 2024年04月14日(日) |
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イランがイスラエルを攻撃した。多くのミサイルが発射され、無人機による攻撃も起きた。イスラエルはそのほとんどを撃墜したと発表しているが、ついに大国同士が本当に衝突を始めたのである。４月１２日のＮＹの株式市場は大きく下げて、その理由が中東の不安定化だったわけだが、バイデンは平和を呼びかけるのではなく「来るなら来い！」と挑発するものであった。
すでに世界大戦は始まっている。どうしてそのことに人々は気付かないのか。これは地域紛争なんかではないのである。この先に起きる大きな戦争のただの前哨戦である。もしかしたらイランやイスラエルは核兵器を使用するかも知れない。そうなるともう戦争の拡大は止められないのである。
ロシアがクリミア半島を占領したとき、世界はそれがどういう事態に至るかわかっていただろうか。それに味を占めたロシアは後にウクライナに本格的な侵攻をすることになった。武力によって他国の領土を侵略するということが堂々と行われていることに対して、世界はもっと強いメッセージを出すべきだったのだ。クリミア半島がロシアに編入された時点で危機感を持つべきだったのである。
ロシアのウクライナ侵攻を北朝鮮や中国は支持している。ウクライナとも国交のある中国は中立のように見えたが、実際は習近平とプーチンは同じ価値観の下で行動している訳なので、その後の習近平とプーチンの行動を見てもわかるように習近平がロシアの侵略支持なのは明らかだ。
どんな大きな戦争も最初は小さな衝突から起きる。第一次大戦の端緒はサラエボでの皇太子暗殺事件だったわけで、まさかそれが世界大戦につながるなんてその時は誰も思わなかっただろう。
イスラエルは今回のイランからの攻撃に対しておそらく報復攻撃を行うだろう。そうして報復の連鎖がいずれ本格的な戦闘に発展していく。双方の地上軍が派遣されてその領土を侵攻することも遠からず起きるだろう。中東全域を巻き込んだ戦争になってもおかしくないのである。
岸田首相はアメリカで「同盟国としてアメリカの尖兵となって戦う」ことをわざわざ宣言して拍手に包まれた。岸田がとんでもないことをしでかしたということを日本国民はわかってるのだろうか。もう平和憲法を持つ国家の行動ではないのである。戦争が起きれば率先して一緒に殺し合いに参加しましょうと宣言しているのである。なんで国民はそれを容認しているのか。メディアはその愚挙を叩かないのか。新聞はその行動がもたらす脅威を報じることもなく、国民の多くはこれから起きることに対して想像力を働かせることもない。
戦争はもう始まっている。そして日本の政治家はそれを止める努力どころか、積極的参加を表明するという愚かな行動を取っているのだ。なんで国民はその恐ろしさに気付かないのか。
ＷＷ�靴漏棒鐐茲任△襦７覯未箸靴匿洋爐鰐任咾襪世韻任呂覆�、成層圏にまで舞い上がった大量の塵によって「核の冬」がやってくることで地球上の多くの種が死滅するだろう。地球の生物がほぼ絶滅するかも知れないのである。
こんな危機なのにのんびりと遊んでいていいのか。戦争ストップをこそ日本は世界に呼びかけるべきではないのか。イランにもイスラエルにも報復の停止を訴えるべきではないか。
２０２５大阪万博にはガザ地区で無差別殺人をやらかしたイスラエルも参加するという。どうして「拒否」できないのか。ロシアとイスラエル、どちらも市民への無差別テロを国家レベルでやっているのである。
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江草乗の日記風エッセイ
