2024年04月15日(月) |
ミャクミャクの呪い |
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不思議な夢を見た。いや、オレは後で確認するまでそれが夢ではないと思っていたのである。夜中にふっと目覚めたオレは、自分の枕の隣に派手な赤と青の模様の枕カバーをかけた枕が鎮座していることに気付き、「こんな趣味の悪いミャクミャクの枕を妻は買ったのか。もしかして日頃維新の会のことを批判しまくるオレへのあてつけか。もしかしたら妻は洗脳されて維新信者になってしまったのか」とあれこれ考えつつ、すぐに眠りについた。
翌日の昼頃に「おまえなんか変な枕カバー買ったやろ?」と妻に尋ねたら、「えっ、何のこと?」と聞き返され、そんな変な枕カバーなど我が家には存在しないということを確認した。そうするとオレが夜中に見たミャクミャクの枕カバーは、夢だったということになる。
夢にまでミャクミャクが出てくるのか。
オレはどうやら完全に呪いを受けたようである。日々万博中止を叫び、維新を批判し、ミャクミャクのことを「キモい」と切り捨てた報いである。
時々オレは友人から言われることがある。
「おまえもしかしたら維新のこと好きになってきたんちゃうんか?」
オレの維新憎悪は維新への愛情の裏返しらしい。だからオレは本当は維新が好きなんだそうだ。そんなこと絶対あり得ないと否定するが、夢にまで出てくるということはもしかしたらオレの深層心理では、維新という救いようのない外道集団への愛が生まれているのかも知れない。いやいやそんなこと絶対にあり得ないのだが。
しかしこのキモい枕カバー、おそらくはまだ万博関連グッズとしては存在しなかったと思うのである。おそらくあの無限列車みたいなキモいミヤクミャク電車を見る度に感じた不快感が濃縮され、映像となってオレの脳内で変換されてついには夢に出現したと考えるのが妥当である。
大阪では至る所にこのキモいミャクミャク電車が走っている。京阪でも阪急でも近鉄でも南海でも走ってるらしい。そんな塗装にするための経費はどれだけかかるものだろうか。私鉄各社はこの万博というクソイベントにどれだけ協力させられるのか。
ミャクミャクは史上最悪のクソキャラである。奈良の「せんとくん」もクソだと思ったが、ミャクミャクのクソキャラぶりには遠く及ばない。そんなものをどうして選んだのかオレは理解に苦しむのである。しかし、万博やカジノIRの目的が「大阪焦土化計画」であるのならばそれも頷ける。
大阪府民はこのミャクミャクの呪いから逃れることができるのだろうか。維新に搾取されまくって焼け野原になった大阪にどんな未来があるのだろうか。
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