| 2024年03月31日(日) |
阪神が勝ってよかった |
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オレは阪神が開幕２連敗したことで恐れを感じていた。もしかしたら昨年の優勝はそれこそ「３０年に一度の奇跡」であり、今季からはまたしてもあの「暗黒時代」がやってくるのではなかろうかと。
阪神の打者は開幕ゲームも次の試合も凡退を続けていた。その姿はあの暗黒時代を彷彿とさせるものであった。開幕２試合で�掬世發箸譴覆ど和任如∈篷椶�スクイズ失敗して併殺とかもうどうしようもないみじめな状態だったからである。全く勝てそうな気がしなかったのである。
開幕から無失点の記録を巨人に作られ、もう何もかもあきらめたようなつらい気分になったその時になんと、森下の３ランホームランが出て先制した。なんでここまで無安打のキミがいきなりこんな予想を超えた活躍をするのか。オレは感涙の涙がこぼれたのである。そして開幕３連敗を阪神は免れたのだ。
もしも３連敗していたらどうなったのか。オレは野球中継を視るために今年もＤＡＺＮを申し込むことにしていた。半年間しか必要ないので６ヶ月のプリカを１８０００円で購入していた。幸いなことに開幕カードは地上波で放送されていたのでまだＤＡＺＮはそのままにしてある。去年は４月頭から視聴したために１０月には期限が切れてしまった。今年はそうならないようにできるだけ引っ張りたいのである。幸いなことに次のＤｅＮＡ戦もその次のヤクルト戦も地上波で放送されるようである。もしも３連敗していたらオレはこのプリカを購入したことさえ激しく後悔していたかも知れない。
火曜日からのＤｅＮＡ戦はやばい。今、向かうところ敵なしの無双状態である度会とは対戦したくないのである。できれば先にＤｅＮＡはヤクルトと対戦して、ヤクルトの投手による死球威嚇攻撃で度会の調子を崩しておいて欲しかったのである。そういう他力本願な卑怯なことをオレは考えていたのだ。
オレにとってプロ野球は最高の娯楽である。大谷翔平がドジャースでどんな活躍をしようとオレには全く関係ない。オレはそんなことよりも阪神が勝って欲しいのである。おそらく阪神ファンはほぼ全員、大谷の活躍よりも阪神の優勝を願っているはずだ。間違いない。
そんなことを公言すると、日本中の野球ファンから「大谷翔平の活躍を期待しないおまえは非国民だ」という攻撃が起きそうである。別に期待していないわけではない。ただオレの中では大谷＜＜＜阪神なのである。どうかわかってもらいたい。
明日からの公式戦、阪神打線は奮起してくれるだろうか。そして開幕スタメンを外れた梅野、小幡の活躍を見た岡田監督はどんなスタメンで臨むのだろうか。明日からの試合がすごく楽しみなのである。これもすべて今夜の勝利のおかげなのである。阪神が勝つことがオレの中では最優先なのである。万博よりも甲子園なのである。
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江草乗の日記風エッセイ
