2024年03月10日(日) |
南京虫なんかOKだぜ |
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今、韓国ではトコジラミ(日本では南京虫と呼ばれてきた)が大発生していて、その韓国からの旅行者が日本のホテルにも持ち込んでいるらしい。オレは母が若い頃に住んでいたアパートでよく南京虫に刺されたという話を聞いたが、オレはたぶんそういう被害には遭ってないと思うのである。そもそも虫刺されでムヒを塗ったりするわけだが、それが何の虫なのかよくわからないで塗ってる場合もある。
年を取るとそういう虫刺されに対して鈍感になるらしく、オレは蚊に刺されてもたいして赤くなることもない。もうこれまでの人生で死ぬほど刺され続けて来たので麻痺してるのかも知れない。
ただ、南京虫程度では全然驚かないようなレベルのことが海外ではあるらしい。たとえば砂漠の真ん中にある都市であるラスベガスでは、砂漠につきものの虫がいる。サソリである。そのサソリが部屋に入り込んで刺すというから厄介だ。なんと宿泊していたホテルでサソリに金玉を刺された男性がいたらしい。どんな激痛があるのかと想像するだけで恐怖なのである。蚊に刺されることに鈍感になったオレも、もしも亀頭や金玉を蚊に刺されたらどうなるだろうかと思うのだ。
もちろん世の中にはオレには想像も付かないような変態がいて、もしかしたらわざと亀頭を蚊に刺させてその快感(?)を体験している馬鹿がいるかも知れないので、そのあたりのことを語る資格はオレにはない。
日本のホテルは害虫対策にどれくらい熱心なのだろうか。夏に蚊が侵入してくることは網戸で防げる。しかし客が窓を開けると意味がない。またゴキブリなどは絶対にホテルにはいるだろう。部屋にゴキブリがいたとして抗議すれば宿泊料はどうなるのだろうか。もちろんそんな理由で宿泊料を負けてもらえるなら、わざとゴキブリを持ち込むやつがきっと出てくるだろう。幸いなことにオレは宿泊したホテルでゴキブリに遭遇したことはない。もっとも大学生の頃に泊まったユースホステルという安宿ではゴキブリなんかは日常茶飯事であったし、風呂場にナメクジがいたり、くみ取り式のトイレに大量にウジがいたこともあった。北海道なら害虫ではなくてヒグマが出るかも知れないので、虫ごときなら全然平気だろう。蛇とかが部屋にいれば恐怖だが、毒蛇でない限り危険ではない。
ヤモリは虫を食べる。夜に窓の灯りに誘われてやってくる小さな虫はヤモリにとっては格好の捕食対象である。そういうわけでオレは家でヤモリを発見したらそっと逃がしてやろうと思っている。ゴキブリを集中して食べてくれる益虫や益獣はいないものだろうか。カマキリとかを家に放っておくとゴキブリは捕食されると思うが。さすがに家中にカマキリを放つわけにもいかないのである。
園芸好きな母は畑の害虫を駆除するための薬剤を時々購入している。オレは「食べるもの」と「鑑賞するもの」をきちんと区別して母がそうした薬剤を使ってるのかが少し気になるのである。これから春になると家で採れたイチゴが楽しみであるが、まさかその上から変な薬を撒いていないだろうかと少し心配になるのだ。
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