2024年02月21日(水) |
ネトウヨは馬鹿なのか? |
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ネット上には「ネトウヨ」と呼ばれる馬鹿な人たちが大量に存在する。そういう方々の支持政党は必ず維新や自民だし、共産党やれいわ新選組を異常に嫌っている。そして安倍晋三を礼賛しているのである。
今日は彼らの勘違いをいくつか指摘しておきたい。
小林多喜二は危険な共産主義者だから殺された
この主張には二重に誤りがある。まず、共産主義者=危険という言説がどこから出てきたのか。ネトウヨの方々は中国共産党が支配する中国の政治体制を「共産主義」と誤解しているようだが、あれは共産主義とは全く別物で、今の中国は市場経済の論理に支配された資本主義国家であり、ただ政治体制だけが非民主的な習近平の専制独裁国家というだけである。どこにも共産主義的な要素はない。個人による土地の私有禁止も、土地の使用権が売買されていることで実質形骸化されている。
そして彼が殺された理由は、特高警察が「国家の方針に逆らう者は殺しても良い」と考えていたからである。反戦平和を訴えるだけで無辜の市民が殺される時代だった。東条英機を讒訴するハガキを送り続けた人が特高警察に逮捕されて殺されたという話もある。
太平洋戦争はアジア植民地解放のための聖戦だった
確かに蘭領インドネシアや仏領インドシナはその後独立した。それが太平洋戦争の結果起きたことは事実だが、日本政府はその植民地支配権をイギリス、オランダから奪いとって自国の権益にしたかっただけである。遅れてきた帝国主義国家として欧米の猿真似をしていただけのことである。戦後はアフリカの植民地国家も次々と独立したが、それは太平洋戦争とはあまり関係がない。このような言説は私利私欲のための戦争を正当化したいだけの欺瞞である。
南京大虐殺はなかった
これもネトウヨが好んで主張することである。死者30万人が「南京市の人口を上回ってるから誇張だ」というのがその代表的な内容だが、加害側は殺した人数を少なめに見積もろうとするし、被害側は多めに数えようとするのは常である。降伏して捕虜になった数万の中国兵に対して「処断せよ」と中支那方面軍司令官だった松井石根が命じた結果、数万の捕虜が虐殺されたことは事実であるとオレは思っている。日本兵の食糧でさえ欠乏してるのに捕虜の中国兵を食べさせることは不可能で、かといって釈放するわけにも行かずに「処断」したのである。民間人に対する略奪や暴行、強姦が無数に発生していたことは多くの証言が残っている。「帝国軍人がそんな蛮行をするわけがない」なんて誰が信じるものか。
安倍晋三は立派な総理である
あんなクソ野郎のどこが立派なのかとオレはいつも思っていたのである。食べ方が本当に下品で、育ちの悪さ満点だったし、国会でも品格のないヤジを飛ばしていた。その上無教養そのものであり、平気で嘘をつきまくった。安倍晋三の嘘を守るためにわざわざ閣議決定をさせたり、「云々」を「でんでん」と読んだり、退位された天皇陛下に対して「願ってやみません」と言うところを「願っていません」と読んでしまったり、ほんまもんのクソ野郎である。統一協会の広告塔として利用されたことも彼の評価を下げまくる要素である。こんな人間に長いこと総理大臣をさせた結果、日本はどんどん没落していったのである。最低最悪のクソ総理であったと歴史教科書には書いてもらいたいのである。
以上、思いつくままに4点あげてみたが、「日本会議」「勝共連合」といった政治団体が実は統一協会の分派であり、それらの連中の主張する歴史修正主義の背後にいたのが文鮮明だったという事実を考えれば、ネトウヨの正体は実は売国連中だったという衝撃の事実になるのである。
統一教会のエージェントとして活躍し、最後には教団に恨みを持っていた山上徹也の凶弾に倒れた安倍晋三のことは、今後の歴史教科書には正しく記載してもらいたいのである。統一教会が文部科学大臣の人事にまで影響力を行使し、教科書検定などの教育行政にも口出ししていたという事実をネトウヨさんたちはどのように受け止めてるのだろうか。
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