毎日のように新聞には10代の少女を買春して捕まる男達のニュースが掲載される。オレはいつも不思議に思うのだが、その行為によって逮捕されることで仕事はクビになるし名前が報道されることでその汚名は「デジタルタトゥー」として永遠に残ることとなる。そこまでのリスクがあるのにどうしてそんな割に合わない行為に走るのだろうか。定年前の公務員や校長先生がそうやって捕まって、懲戒免職で退職金もすべて失うということを知るとほんまに馬鹿だなあと思うのである。
日本にはさまざまな性風俗店が存在する。女性達が全員コスプレしていてCAや新体操やOLやミニスカポリスというお店もあれば、妊婦や母乳の出る女性を揃えていて赤ちゃんプレイを楽しめる店もあるし、店内に通勤電車に似せたセットが置かれていて電車内での痴漢行為を楽しめる店もあるという。そういう「ごっこ遊び」にゼニを払う男はほんまに幼稚だよなと思うのだが、少なくともそういうお店は風営法の対象となって営業を認められているから存在しているのである。
それなら、いっそのこと20歳以上の女性でありながら小柄で童顔の女性ばかり集めて「合法ロリコン」の店として営業すればいいのではないかとオレは無責任にも思うのである。そしてそこで働く女性の権利をきちんと保障し、ヤクザやホストに搾取されずに働いた分に見合うだけの収入を女性達が得られるようにすればいいのである。
ロリコンの男というのは相手の年齢だけにこだわってるのだろうか。それとも幼く見える外見を求めるのだろうか。極論だが年齢は13歳だけど外見はおばはんという女性と、年齢は20歳だけど外見は小学生という女性がいた場合、ロリコンは後者を好むとオレは想像するのである。ちなみにロリコンは日本では犯罪である。その昔、ロリコン王として名をはせた玉本敏雄はカンボジアに亡命してロリコン王国を築いたが、その後の彼の消息は不明である。
滋賀県にはソープランドで有名な雄琴温泉という場所がある。滋賀県は関西でも特に性犯罪の少ない地域だが、もしかしたら滋賀県民の性犯罪抑止に雄琴のソープは役立ってるのかも知れない。そのあたりは学術的に調べた人はいないと思うので正確なことはわからないのだが、海外では売春が合法な国も存在するわけでオレは「働く女性の権利が守られる」「中間搾取されない」ということを条件にして、なんらかの仕組みを用意すべきだと思っている。新宿歌舞伎町や新大久保に大量の女性が立ちんぼで客を引くという今の状況はおかしいだろう。
ただ、本当に問題なのは賃金における男女差別であり、労働者の賃金が全体に安すぎるという日本経済の構造的な状況である。「女性が身体を売らなくても正当な賃金を得られる社会」ということが真に望ましいのである。養育費をもらえない母子家庭で生活苦のために売春するなんて状況はどう考えても間違ってる。子どもを作って逃げた男の給料を差し押さえろよと思うのだ。
あと最後に、中学生や高校生がSNSを通じて知り合った中高年の男性と交際してお小遣いをもらうという状況は、どちらかというと教育の問題であるし、社会の価値観の問題でもある。オレもどちらかというとエロい方の人間であるので、若い女性と遊ぶオッサン達に対する感情は「怒り」というよりは「嫉妬」が混じっているゲス野郎であることをオレは否定しない。
「パパ活」とか「援助交際」という呼び方をしてもそれはあくまで「売春」である。報道するときには正しく「売春」と報道してもらいたい。その場合、女子中学生や女子高校生が一方的に「被害者」であるのかどうか、オレはもしも自分に娘がいて、その娘がそんなことをしていたらものすごく悲しいと思うのである。叱る前に泣くだろう。そんな情けない人間で申し訳ない。
←1位を目指しています。
前の日記 後の日記