2024年01月11日(木) |
『となりのナースエイド』川栄李奈を視て |
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水曜日の夜に視た『となりのナースエイド』というドラマが面白かったので、オレは連ドラ予約することにした。病院内で看護師よりもさらに下の階級とされ、院内で差別されながら働く人たちを描いたドラマだが、露骨にナースエイド(看護助手)を見下した発言をする看護師を登場させることで、院内の序列意識、階級意識を描いてるところが面白かった。
少し前に薬剤師を主人公にした『アンサングシンデレラ』というドラマがあって、石原さとみを視るためにオレは毎回録画して視ていたが、その前の『ラジエーションハウス』という検査技師を主人公にしたドラマも面白かったし、医師を主人公としない医療ドラマが増えているような気がする。いろいろな仕事がそうしてドラマで紹介されることは、若者の進路選択のためにはかなり役立つような気がする。
あらゆるお仕事の世界で人手不足は深刻だ。別の職種として用するということでその人手不足の世界を解消するというのは世界で起きていることかも知れない。歯科衛生士ではなくて歯科助手であるというのもその一例だろう。ナースエイド(看護助手)がしているお仕事はかつては看護師の領分だったのかも知れない。
学校で教員の仕事を減らすためには、教員免許がなくてもできる仕事をどんどん他の人に割り振ってしまうというのも一つの解決策かも知れない。オレは公立高校で働いていた頃に実力試験の成績処理などのデータを扱う作業に忙殺されたが、工夫すればそれは外注することが可能なのではないか。
まだ第一回をみただけなので『となりのナースエイド』がこれからどんなドラマになって行くのかはわからない。ただ、医療に関するオタク的な知識があるヒロインがどんな活躍をするのか楽しみである。医師が必ずしもすべての知識を備えているわけではなく、今はさまざまな先端医療の技術さえも個人がネットで情報収集することが可能だからだ。
オレは尋常性乾癬という難病に罹患しているが、今はいい薬があるのでかなり症状は軽く抑えられている。ただ、20代の頃に通った病院や皮膚科ではそういう診断は一度もされず、効かない薬ばかり処方されていた。オレは自分の病気が何であるのかをネットで調べて予測して、大きな病院で「これは尋常性乾癬ではないんですか?」と質問して、そうしてはじめて効果のある薬を出してもらえるようになったのである。今は街の小さなクリニックで処方箋を書いてもらって薬を手に入れている。どうしてその病気が一目でわからないようなレベルの人が堂々と「皮膚科でございます」と看板を掲げ、効かない薬を出しながら患者を生かさず殺さずで稼ぎ続けるのかと腹が立つのである。
自分の肉体について一番理解できるのは自分自身だ。通ってる医者がヤブ医者かも知れないと思ったら別のところで診察を受けるべきだ。名医はきっといる。オレの偏頭痛の原因を、顔を見ただけで「これは肩こりですね」と答えた名医もいた。オレは臆病者なのでちょっと異常があるとすぐに病院に行く。「別にたいしたことない」で済ませたくはないのである。医療の世界に医師以外の職種の方がたくさんいて、それぞれ専門的な豊かな知識と経験で患者に接してくれることはきっとよいことだと思うのである。
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