2023年12月04日(月) |
大阪南部の治安について |
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12月3日未明、大阪府松原市で次のような交通事故が起きた。大阪中央環状線と呼ばれている府道2号線で、無免許で原付バイクを運転し後ろに女子中学生を乗せていた15歳少年がいて、そこにワンボックスカーが追突してバイクの二人は吹っ飛び、クルマを運転していた28歳はそのまま逃走しし、別の場所でさらに当て逃げをしてからクルマを捨てて逃亡して逮捕されたのである。その事故で女子中学生は鎖骨と腰骨を骨折し、耳の一部を失うという重傷だった。
事故の当事者3人とも大きな落ち度があり、誰も救われない悲惨な事故であるという点でそれぞれの家族にとってこれほど迷惑なことはない。しかし治安が極度に悪化してている大阪南部(大和川以南の地域)では、さして驚くほどのことでもない日常なのだ。
今、大阪では高校生の中退数が日本最多である。これは公立高校がどんどんつぶされて、地元に行く高校がなく、仕方なく遠くの高校や電車で遠くの私学に通学することがその最大の原因である。比較的入学試験の偏差値が低い高校の中には地域の中学校と連携して居て地元集中型だった高校もあったが、そういう高校が廃校になったことで行き場を失った少年少女の中に問題行動に走る人が増えているのだ。すべて維新の「弱者切り捨て」「弱肉強食の競争主義」の教育行政の結果起きたことである。
高校中退者の中には通信制などで大学進学を目指して勉強をやり直す生徒もいるがそれは少数派であり、闇バイトや犯罪グループに取り込まれる者、深夜の珍走族に参加して迷惑をかける者、コンビニの駐車場にたむろして薬物の取引に参加する者などが多数いるわけで、大阪南部は特にその傾向がひどい。かくしてどんどん治安は悪化するのである。
深夜のコンビニ駐車場で大麻取引を巡って殺し合いが起きたり、大麻を購入するためのお金を持ってる高校生からカツアゲしようとして襲ったりという事件が起きてるというのに警察が取り締まりを強化するでもない。大阪府警といえば、「腐警」と呼ばれるほどやる気のない組織であり、また維新の会と癒着してるので選挙違反もほとんど取り締まらないのである。かくして違法行為が大阪では蔓延している。
大阪府の交通事故死者は昨年は日本一だったが、今年はその人数をすでに更新してダントツの1位である。道路の白線は消えまくり、警察にはやる気がない、しかも住民の遵法意識は低く、維新の会のようなならず者集団が牛耳ってる大阪はもはや日本ではないレベルに荒れているのである。道幅の広い4車線や6車線ある道路で白線もセンターラインもすべて消えているということが大阪では当たり前である。他府県から来た人は「どこを走ればいいのか」と途方に暮れるだろう。オレはテスラを買おうと思ってるが、こんな道路では自動運転どころではない。
警察の怠慢と教育の崩壊が同時に起きればどんなことになるか。それが今の大阪である。特に大阪南部ではその傾向が顕著なのだ。高校をどんどん廃校にするという流れは大阪北部よりも南部で顕著だからである。
大阪南部の住人であるオレは、そうした変化を日々感じながら生活している。深夜のコンビニには絶対に行かないと決めている。オレのようなプチ富裕層はDQNたちから見れば憎悪の対象であり、財布の中のたかだか数万円程度のゼニのために殺される可能性もあるからだ。強盗に遭ったときに命を守るために、ポケットにはいつでも数枚の一万円札を入れておくというのがいずれお約束になるのかも知れない。
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