2023年08月20日(日) |
最悪の駐車場火災 |
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神奈川県にあるマルハン厚木店の駐車場で火災が発生し、クルマが100台燃えてしまうという大惨事になった。そのニュースを視ていてオレは思ったのである。ふだんいろんな商業施設の駐車場を利用しているオレにとって、このような火災は決して他人事ではないからだ。
今回の火災はマルハンという巨大パチンコ屋の駐車場で発生した。クルマが突然発火する原因というのはいろいろあるらしく、高速道路で炎上しているクルマを見かけたこともあるし、それほど珍しい事例でもなさそうだ。しかし、それが今回のような屋内駐車場で起きると周囲のクルマに延焼して大惨事を引き起こしてしまうのである。あべのキューズモールやなんばのヤマダ電機、北花田のイオンモールなどによくクルマを駐めるオレとしては、そういう場所が火事になったときに自分のクルマがどうなるのだろうかと思ってしまったのである。
駐車場内の車同士の接触事故などに関して、駐車場設置者が責任を負うことはないと明示されている。これは日本全国共通である。明らかに駐車場の構造に欠陥があり、事故がその欠陥に由来するものであるとしても、設置者には責任がないとされるのである。京都の出町柳には京都市営だった地下駐車場があるが、ここは一台あたりのスペースが狭くて通路も狭く、うっかりランドクルーザーのような巨大なSUVを乗り入れるとアウトである。今は駐車場の一台あたりのスペースも広くなって改善が進んでいるが、昔の駐車場には駐めにくいモノが多く、それが「運転が苦手な客」を遠ざけているのだ。
さて、今回のマルハンの駐車場火災なんだが、燃えたクルマはもちろん全損である。その補償は任意保険でカバーできるのだろうか。地震や津波、台風などの天災で壊れた場合は補償の対象ではないと聞いたことがあるが、集中豪雨があるとクルマはいとも簡単に水没するわけだ。そういう時にどうなるのか知っておきたいのである。今回のマルハンの火災もある意味天災のようなものではないのか。
EV車が増え、そのクルマが粗悪なバッテリーを搭載している場合、発火や爆発の危険がある。アメリカでテスラのバッテリーの火災や爆発事故がどの程度起きてるのかわからないが、航続距離に関して嘘宣伝をしていたくらいだからきっとそういう不都合な事実は隠されているだろう。中国から日本上陸してきたBYDとかいう下着メーカーみたいな名の自動車メーカーのクルマは安全なんだろうか。すでに京都市ではそのBYDのバスを京都市交通局が運行させている。まだ乗ったことがないので評価することはできないが、大きな事故が起きたときにどうなるのかとオレは思うのである。
マルハンの駐車場火災の原因がEV車ならば、その製造メーカーは今回の火事の責任を負わなければならない。しかし、あれだけ燃えてしまったあとではどこが火元なのか特定しにくいだろうし、原因となったものも燃え尽きてしまってるのかも知れない。こんなに簡単に燃えるのならそれを狙ったテロ事件も今後起きるかも知れない。暴力団関係者が所有するスーパーカーが並ぶ大阪の某所の地下駐車場などはその標的にされそうである。
何が火事の原因だったのか。オレはそれが一刻も早く解明されることを願っている。もしもEV車の自然発火とかいうことなら、そんな車を増やしたらダメなのである。
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