2023年07月07日(金) |
大阪府によるカツアゲ |
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大阪都構想とは何か。それは豊かな大阪市のゼニをカツアゲして大阪府が使いまくるという政策である。すでに大阪市立の高校22校は大阪府に無償譲渡され、その中には転売されてタワマン用地となったものもある。2000億円を超える大阪市民の財産を大阪府はカツアゲしたのである。このカツアゲ案は大阪市議会で維新とそのケツを舐めるだけの下僕である公明が賛成して可決した。
さて、そのカツアゲされた高校の中には都島区にあった3校の大阪市立の高校も含まれていた。都島区はその高校の施設を借りて成人式を行ってきたのである。市民が市立高校を使うわけだから全く問題ない。
ところが高校が府立になったために今年の成人式から「使用料を払え」という話になったのである。これは維新信者達が、「市立が府立になっても、市民も府民だから何の問題も無い」と言ってきたことと全く矛盾する。大阪市民は大阪府民でもあるわけで、なんで使用料を払わないといけないのか。
都島区の成人式は区役所と青少年指導員を中心とした実行委員会で実施しており、その実行委員メンバーたちは「なぜ有償になるのか?」と反論し、結果的に今年は使用料の支払いを免除されたらしい。しかし、その免除は一年限りの特例で、来年はきちんと使用料を払えと大阪府教育庁の通達があったのである。
維新が主張する「府市一体」の中味が実は全くの嘘で、実際は山本太郎さんが街宣で語ったように「市民の財産を府がカツアゲする」だったということがみごとに立証されたのである。大阪市民はこの事実をしっかりと受け止めて、維新が推し進めようとしていることがいったい何であるかを理解する必要がある。
しかし、大阪市民はそんなカツアゲ集団が公認した横山英幸を市長にしてしまったわけだ。本当に馬鹿すぎるのである。この横山は大阪市廃止の運動に積極的に関わって大阪市をつぶそうとしていたのに、そんな「市民の敵」を市長にしてしまったのである。
維新の首長、知事を選び続けている大阪の住民はどうしようもないアホである。彼らが「住民のための行政」なんかをやる気が無いことはまともな市民ならすぐにわかる。しかし彼らが支配しようとしているのは多数派のアホな市民であり、事実として大阪はアホの方が多い。だからかつて横山ノックという大阪のアホ代表みたいな知事が選ばれたこともアルのだ。
オレは数少ない大阪に住む「カシコ」として、今の大阪がどんどん維新というカツアゲ集団の餌食になっていることを訴えてきた。少しずつツイッターのフォロワーも増えた。しかし追いつかない。いずれオレは迫害を受けて大阪を追われるだろう。亡命先にはどこを選んだらいいのか。兵庫と奈良はすでに維新知事が誕生した。京都も危ういのである。
どうか大阪の悲劇をこれ以上広めないでほしい。大阪はもう終わりだ。でも大阪以外の人は大阪で起きている維新独裁を見て理解して欲しい。「住民がきちんと投票に行かないと組織票でこんな集団に支配されてしまう」という事実を知って欲しいのである。国政選挙の投票率が5割程度のこの国で起きてしまうことを国民はきちんと受け止めるべきである。
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