2023年06月04日(日)

誰が民主主義の破壊者か？

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　今日は堺市長選挙の投票日である。現職の永藤ひできがこの４年間せっせと市民サービスを削りまくる「身を切る改革」を進めてきたわけだが、その現職に無所属の野村ともあきさんが挑むという構図である。ただ、オレは堺市の選挙がまっとうに行われることを疑っている。それは２０２１年の参議院選挙の時に共産党候補に投票された票が消えたという事件が堺市美原区で起きてるからだ。

　もちろん投票した人には自分の票が消えたことがわかるわけで、それを堺地裁に訴えた。しかし堺地裁はその訴えを却下したのである。それがたとえ認められたとしても選挙結果には影響がないからだということと、読み取り時に人為的な読み間違いがあったかも知れないということだったとオレは記憶している。そして原告が求めた票の再調査も却下された。票をきちんと調べればどのような不正があったのか明らかになる。そこでいろんなヤバい事実がきっとバレてしまうだろう。だからなのか、その再調査も拒否されてしまったのである。

　そういう前例があるので、オレは堺市の選挙がまっとうに行われるとは思っていない。また何らかの不正や票の書き換え、組織的な得票数のごまかしなどがこっそり行われている可能性が高いとオレは臆測している。この疑いを晴らす方法は「票の再調査」しかないのだが、それは行わないということである。

　オレがこのことをツイッターで書くと、普通なら「不正選挙は許されない」と誰もが感じるはずだが、そこにコメントをする維新信者は逆に「共産党の票は消えても良い」「共産党は公安の監視団体」などと、まるで統一教会の信者みたいなことを書いてくる。そこでオレが想像することは、「不正に関与してるのは統一教会か維新の関係者」「彼らは共産党の得票などいらないと思っている」ということである。

　選挙が公正に行われるということは民主主義の根幹である。北朝鮮やロシア、中国でまともな選挙が行われているだろうか。それは否であろう。専制主義国家においての選挙というのは為政者の権力確認のための儀式であり、そうでなければ９９％が現政権を支持しているなどというような結果は出るわけがない。

　大阪府知事選挙で吉村洋文が２４４万票を獲得した。カジノＩＲのような大きな争点があったのにも関わらず圧倒的多数がカジノ推進の吉村に投票したのである。このような結果になってしまうということは、大阪にはもはや反対意見を表明できないようななんらかの力が作用しているとしか思えない。果たして大阪にはまだ民主主義が残ってるのだろうか。

　オレは大阪を守りたい。大阪の教育を破壊した連中が許せないのだ。学校の土地を売却してゼニに換えることしか考えてない守銭奴どもが許せないのだ。政治を単なる金儲けの手段としか考えてない利権集団をオレは嫌悪する。