2022年12月11日(日) |
戦争が起きればどうするか? |
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もしも世界大戦になればどうしたらいいのか。そのときはもうあきらめて滅びるしかないというのがオレの受け止め方である。だから「敵基地攻撃能力」がどうこうとか言う前に、日本の主要都市や原発が攻撃されて大変なことになってるのに敵国の基地を叩いても仕方がない。叩かないといけないのは「基地」ではなくて「キチ」である。日本にミサイルを撃つための施設ではなく、それを命令したプーチンや習近平を叩くしかないのである。
ところが岸田総理はあくまで「交戦能力」にこだわってるか、そもそも反撃が可能だと思ってるのか、あるいはもうバイデンと武器購入の計画を決めてしまったのか、防衛費の増額を打ち出した。憲法九条の枠をはみ出して、他国への攻撃を可能にしたのである。「専守防衛」という価値観を捨てて、「攻撃は最大の防御」という方向にシフトしたのだ。
そもそも戦争が起きる理由は何か。現代のように人工衛星が他国の状況をすべて監視できる時代には、戦争の準備で大規模に軍隊を移動させればすぐにわかるのである。相手に見つからずに隠密裏に準備を進めて奇襲攻撃するなんてことは不可能だ。ロシアのウクライナ侵攻にしても「やるぞやるぞ」という兆候はずいぶん前からあり、その一方で理性的な立場から「そんなアホなこと普通はしないだろう」という見解もあり、予想を超えてプーチンがアホやったということで戦争が起きたのである。
戦争になって日本も巻き込まれれば。もうそれは人類のオシマイということである。オレはそのときはもうあきらめて死ぬ。オレ以外の人もたくさん死ぬ。ここまで続いてきた人類の歴史はほぼ壊滅する。そして2000年くらい退歩した状況下で、生き残った人たちが新たな歴史を建設するか、誰も生き残らないかということである。
自分が殺されそうになった時、相手を殺してその場を逃れるのか、あるいは相手も道連れにして一緒に死ぬのか。自分だけがそのまま殺されるのか。軍備を持たないと言うことは3番目の「自分だけが殺される」という選択である。強力な軍備を持つということは一番目の選択である。デモその前に知りたいのは、どうして自分が殺されないといけないかということなのだ。相手が自分を殺すどんな理由があるのだろうか。
日本が他国から攻撃されるのはどんな場合だろうか。それは日本がアメリカの同盟国だからである。アメリカが中国やロシアと戦争を始めれば、同盟国である日本も相手の軍事目標となる。それで攻撃されるのだ。攻撃されない唯一の方法は「軍備を持たない」ということである。もちろんそれは「他国から簡単に侵略される」ということにつながるのだが、本気で日本に軍事侵攻することを考えてるのは北朝鮮くらいである。あの頭おかしいロケット坊やがくたばればおそらくそこで終了だろう。中国が大きな代償を払ってまで日本攻撃するかというと疑わしいし、中国はもうすでに日本侵略という政策を完成しつつあるからわざわざ破壊するともったないのである。さすがに習近平も、せっかく日本の土地を買いあさってるのにわざわざその土地を使えなくするほど馬鹿じゃないだろう。
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