2022年12月01日(木)

統一教会を救済するな！

携帯用URL

　旧統一教会の被害者を救済する法案が国会で審議されている。しかし、政府案というのは実にひどい内容である。オレはその中味を見て思うのだが、この法案が救済しようとしているのは「被害者」ではなく、むしろ「旧統一教会」の方である。「悪質な寄付」という文言は何か寄付に善悪があるようなニュアンスであり、良い寄付もあれば悪い寄付もああって、その悪い寄付を取り締まればいいなどと受け取れる。しかし、統一教会の連中のやったことは「寄付」ではなくて「信者からの搾取」である。その大前提が間違ってるのにまともな法案を作ることができるわけがないのである。

　この統一教会救済法案を国会通過させて、自民党は壺問題に決着を付けたいようだが、きっとその背後には萩生田などの壺議員たちが暗躍してるのだろう。あのツボった連中の考えてることは「どうやって統一教会を守るか」なのである。

　自民党がこの「統一教会救済法案」をゴリ押ししたい理由ははっきりしている。それは日本の政治に関与しているもうひとつのカルト、創価学会への配慮があるからだ。献金を規制することは同時に創価学会の「財務」を規制することにつながる。今や選挙に於ける自民党の基礎票はもうほぼ壊滅状態で、自民党に投票してるのは維新と同じく「既得権益者」や今の体制を維持したい一部の金持ちどもが中心だ。そうなると確実に集票できるのは創価学会ということになる。もしも創価学会の票を失えば自民党議員の４割くらいは当選できなくなるだろう。だから及び腰なのである。

　オレは統一教会は解散させるしかないと思ってる。このクソカルトが自民党を支配して日本人にもたらした被害、そして勝共連合の直系のクズが代表を務める壺第二政党、維新の会の二つをぶっつぶさないと日本の未来は暗い。きちんと被害者救済法案を作り、カルト宗教を弾圧して排除しないといけないのだ。それに巻き込まれて創価学会も潰れるならそれはむしろよいことである。

　被害者救済法案の政府案では、脱会したあとも１０年前にさかのぼって返金請求ができるとある。しかしそれはぼったくられたゼニ全部ではなく。養育費相当額であったりする上に、請求要件がかなり厳密で、結局ゼニは戻ってこないのである。被害者にとって何の助けにもなっていないのである。

　野党の中にも壺政党がいる状態でまともな被害者救済なんて無理だ。そんなことよりも自民党の壺議員を全員辞めさせ、ついでに維新にも大勢居る壺議員をみんなクビにして、統一教会幹部を全員逮捕して刑務所にぶち込むしかないのだ。「カルト罪」を作り、「カルトの教祖は無期懲役」といいうルールにして詐欺宗教を日本から根絶しないと行けないのである。

　オレは無宗教である。オレが信じるのは正義だけだ。この世には善と悪があって、政治家にも善と悪があると思っている。自民公明維新はオレの中では無条件に悪である。その悪が支配する世の中をぶっつぶしたいというのがオレの願いなのである。だからオレはれいわ新選組を支持しているのである。