2022年11月09日(水) |
DQN大国アメリカ |
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トランプ大統領を支持した層というのはオレから見ればアメリカ社会の「DQN層」だと思うのである。学歴や教養のない負け組白人たちが、移民を嫌悪し、排外主義やヘイトスピーチに走り、陰謀論に騙されるという典型的なDQN集団だ。しかし、アメリカはヒラリーではなくトランプを一時は大統領に選んだのである。
もちろんトランプが一期でバイデンに代わったのは、アメリカ良識派の巻き返しだとオレは思っている。そして、支持者を扇動して国会議事堂に乱入させ死者まで出したトランプは死刑になってもおかしくないと思っていた。あれこそが「暴力による民主主義の破壊」であり、テロリズムだからだ。しかし、アメリカはトランプを訴追しなかった。どのような力が背後に働いたのだろうか。
トランプを刑務所にぶち込まずに影響力を残した結果、アメリカのDQN層は力を取り戻した。そして今回の選挙では「妊娠中絶禁止」という女性の自己決定権を無視した時代錯誤の法案を打ち出してきた。21世紀の今になって、なんでそんなことを主張するのか。もう頭がおかしくなったのかと思うのである。その結果、中絶が禁止された州ではレイプされて妊娠した若い女性が中絶手術を受けるために他の州にまで移動しないといけないとか、中絶手術を行う医師に対する嫌がらせや暴力行為が起きているという。DQNたちの暴走はもう止められないのである。それもアメリカがとてつもないDQN大国であり、教養のある一部の層(民主党支持が多い)と馬鹿な大衆との落差が大きすぎるからそうなるのである。
さて、日本でも実は似たような現象が起きている地域がある。それは大阪だ。維新の会というDQN層の支持を背景にして、ナチスがユダヤ人を攻撃してドイツ人の支持を集めて社会を分断したように、公務員を「既得権益者」として攻撃し、住民の支持を得て選挙に勝ったDQN集団が仕切っているのである。マスコミも支配下に置かれ、ニュースは維新の会に不利なことを決して流さないように監視されている。
維新の会の議員に見られる「維新スピリッツ」の特徴は「選挙に勝つためなら平気で嘘をつくし汚いこともじゃんじゃんやる」ということである。衆院選の時に馬場幹事長は「大阪では私学の完全無償化を達成」というとてつもない大ボラを吹いて票を集めたが、彼は後でそのことを突っ込まれて「選挙時の嘘はOK」と開き直っている。ホンマモンのクズ野郎である。そのクズ野郎が代表を務めている党がまともな党のわけがないだろう。
堺市美原区では共産党候補に投票された票が消えた。オレは大阪ではおそらくこのような「不正選挙」が日常化していると臆測している。社会にDQN層が増えるとルール違反をすることに対して神経が麻痺してしまうのだ。
維新の会の連中は「トイレがきれいになった」と自分たちの行政の成果を強調する。連中の自慢はトイレしかない。しかし、トイレは日本中で普通にきれいになっているのであり、そんなものは手柄でも何でもなく社会の変化である。それより、河内長野市にある「大阪府立花の文化園」では水洗トイレが故障したまま放置され、利用者はバケツでいちいち水を流さないといけないらしい。既存のトイレもダメにするすばらしい維新府政の成果である。道路の白線は消えまくり、府立高校はどんどんつぶして身内の不動産業者に売却、自分たちの奴隷になった公務員には天下り先を斡旋という仕組みになっていて、今の維新行政というのはとてつもなく腐敗したディストピアを大阪に実現してしまったのである。
アメリカはDQN大国だが、大阪はもっとDQNだ。オレが言いたかったのはそれである。世の中に馬鹿やDQNが増えれば、結果として維新のようなクズ政党の支持者が増える。日本をアメリカのようなDQN大国にしてはならないのである。来年の統一地方選挙では維新の会を滅亡に追い込まないといけない。
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