2022年07月10日(日) |
馬鹿が日本を滅ぼす |
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参議院選挙は与党である自民党公明党の圧倒的勝利に終わった。また立憲民主党が大きく議席を減らし、日本最大の反社会的組織である維新の会(別名・不祥事議員収容所)が大幅に議席を増やした。
与党に投票するということは与党の政策を支持している有権者が多かったということである。与党の政策というのはこれからも消費税を上げ続け、教育や福祉にかける予算を削減する一方で防衛費には気前よくゼニを使い、日米同盟を強化し、憲法を改正して海外派兵を可能にし、台中戦争では米軍の代わりに台湾に自衛隊を派遣し、中国の怒りを買って核兵器を国土に撃ち込まれるということである。日本国民はその道を自ら選択したのだ。もう救いのようのな馬鹿である。
道頓堀のところで若者がインタビューされていた。「投票に行きましたか」という質問に対して、何も考えてなさそうな若者は悪びれもせずに「行ってない」と答えた。20代の若者の投票率が低いと言われる。しかし、今の20代というのはそういう馬鹿が主流なのである。投票率が低くて当然なのである。
オレは長年教育の世界で働いてきた。オレのできる努力なんて知れている。しかし。できる限りのことをオレはやってきた。一人でも多くの若者を世に送り出すためにがんばってきたのである。しかし、実際の所この世にあふれている民衆は馬鹿ばかりである。半数近い人々は選挙に行かず、この国の滅びの姿をそのまま眺めている。緩慢な自殺をしているようなものである。では選挙に行く人たちが賢いかというと全然そんなことはない。その証拠に大阪では4議席のうち2議席が維新の会という嘘ばかりのクズ政党に占められているのである。大阪では投票所に足を運んでくれる人たちという比較的マシな層でさえも何も考えずに維新に投票するか、あるいは維新のおかげでゼニや仕事を回してもらえる既得権益者たちがお礼に投票するという現象が多数起きているのである。オレのようにれいわ新選組に投票するというまともな投票行動を取る人は少数派なのである。
日本はこれからもさらに衰退していくだろう。それは間違いないことである。貧富の差はさらに拡大し。大学生の過半数は学生ローンという借金に縛られ、DV加害者たちは自民党や維新の会の議員の支援を受けて「実子を誘拐された」と叫び、カジノには莫大な公金が投入されるのである。巨大地震はこれからも起きるし、そのたびに原発は大事故を起こして居住不可能な土地が増えるのである。日本の原発はEUの安全基準を満たしていない欠陥原発だからである。
国家が滅びるのは指導者のせいではない。馬鹿な指導者がいても民主主義が機能していれば排除可能である。しかし、国民の多数派が馬鹿という状況はいかんともしがたい。そんな国はもう滅びるしかないのである。オレはそれをただ眺めることしかできない老人である。残念でやりきれないのである。
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