2022年06月17日(金) |
食べログという悪魔 |
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飲食店を検索するとき、「食べログ」といいう便利なサイトが存在する。一定数の口コミがあってそこから情報を得ることもできるし、営業時間やそこまでの地図も掲載されている。そういう意味で大変役になってるのだが、唯一気に入らないことは掲載されている店が点数で評価されていることだった。
その評価が妥当ならいい。しかし、オレの感覚と合わないことも多々ある。なんでこんまマズい店が高い評価なのかと感じることもある。だからオレは点数は気にしないことにしている。自分と違ってろくに食い物の味もわからない惰弱がつける得点などあてにならないと思ってるからだ。自分が食べてどう感じるか、それが全てだとオレは思うからである。
その評価を決定するアルゴリズムを食べログ側が一方的に変更したことがあった。オレが気に入って通ってる店の評価点数も大きく下げられた。そのために客が激減したり潰れた店もきっとあっただろう。そういう点数評価のために客が激減して被害を受けた焼き肉チェーン店を経営する「韓流村」(東京都港区)がサイトを運営する「カカクコム」(渋谷区)に約6億3905万円の損害賠償などを求めた裁判で、東京地裁が「食べログ」側に3840万円の賠償を命じた。この判決に対して、双方とも控訴するという。
食べログは独占的地位を手に入れた結果、会員登録した店とかゼニを払ってくれる店に対して評価点数を高くし、非協力的な店に対しては点数を厳しくつけるということをやりかねないことくらい素人目にも想像がつく。このようなものは客観的かつ公正な評価だからこそ信頼を得られるわけだが、そんなものを人間の作るものに求めてはいけない。工作員を大量に雇って組織的に特定の店に低い評価をつけまくってライバルをつぶすことなどは誰もが思いつくのである。
少なくともこのようなグルメサイトは「八百長」であるとバレたらアウトであり、実際は八百長であってもそうだと思わせないような努力が必要なのである。客側も100%そこに書かれてることを信じるのではなくて、そういう意見もある程度にとらえていればいいのである。だったらそれほど困ることもないのだ。
オレは自分の舌以外を信じていない。友人から「おいしい」と言われても、実際に食べてみるとイマイチだったことも何度もある。とにかく自分で食うのが一番である。そして自分がおいしいと思った店は自信を持って人に勧めることにしている。
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