2022年05月23日(月) |
出稼ぎ地方議員を許すな! |
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大阪市東成区に事務所のある海老沢由紀は維新の会に所属する大阪市会議員である。生活の実態は東京にあり、そこで4人の子育てをしていると公言している。しかし大阪市議として給料をもらっているのである。その土地に生活実態がない人が地方議員として給料だけをもらうのはそもそも選挙制度の趣旨に反するのではないか。
公職選挙法では地方議員選で「立候補する自治体に3カ月以上」という住所要件を満たさない人が立候補した場合、当選や得票が無効となる。しかしこの住所要件は、選挙の前3ヶ月だけ住んでいればよいというものではなく。その後もその土地に居住して議員活動することを前提に定められているのではないのか。
過去に居住実態がないことが暴露された議員は基本的に辞職している。それなのに維新の会の大阪市議、海老沢由紀は東京に生活の本拠を置いたままなのである。こんなことで地方議員としての活動が可能なのだろうか。大阪市でこれが問題にならないのは、市長が松井一郎だからその問題を握りつぶしてるおかげである。かつてある府議がやはり「居住実態がない」ことを指摘されたが、それも腐知事であった松井一郎が「問題ない」と判断している。他党なら激しく攻撃しただろうが、自党なら問題ないというのが維新の会の基本的なスタンスである。
この「給料だけもらう市議」である海老沢由紀は、今参議院選挙の東京選挙区の候補者として事前運動にいそしんでいる。東京で日々街宣に立っていて、その街宣には松井一郎や吉村洋文、音喜多議員という維新の幹部連中も駆けつけて応援弁士として街宣しているのである。公示もずっと先なのに「海老沢由紀に投票をお願いします」とあの鈴木宗男は口を滑らせている。これは明らかな公職選挙法違反である。「通報しました」と何人かが語っていたので、おそらく警視庁と裏で密約でも結んであるのだろう。維新の会の連中が警察権力とつながって法の支配をぶち壊してきているのは、大阪ですでに起きていることである。
東京都民に良識がちゃんとあるなら、参院選でこの海老沢由紀のような「給料だけもらうシロアリ候補」には投票しないだろう。もっとも海老沢の代わりにあのベストセラーになった『女体不満足』の著者である乙武氏の投票するのも同じレベルの非常識だとオレは思うのである。
海老沢由紀はこの件に関して「給料は寄付する」と公言しているが、維新の会の議員の言う「寄付」というのは基本的に自分が領収書を発行して自分で受け取る「セルフ領収書」という形であり、ただのごまかしの手続きに過ぎない。そんなふざけた行動を取る有権者を舐めた女は実刑判決を下して刑務所にぶち込まないと民主主義は守れないとオレは思っている。このような候補を応援している維新の会は、党として責任を取って解散すべきである。訴えられなかったらなんでもあり、そして訴えられそうになったらスラップ訴訟で脅すというのが維新の会のやり方であり、松井一郎が水道橋博士を訴えたのはまさにそのスラップ訴訟の例である。吉村知事は過去に武富士の顧問弁護士だったときにやはりあるジャーナリストの批判を封じるために言いがかりのようなスラップ訴訟を起こし、その裁判で見事に負けている。基本的に悪の側、金持ちの側の味方をする弁護士なのである。
都民はこの事実をきちんと受け止め、参院選ではまともな候補に投票すべきである。そして大阪市議の身分のままで事前運動してるこの馬鹿女に対して「NO!」を突きつけてもらいたい。民主主義を守るということは、不正を許さないということである。
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