2022年05月24日(火) |
大阪がロシアになった日 |
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今、大阪の街角ではカジノの賛否を問う住民投票の実施に向けて署名活動が盛んである。主要駅の駅頭では必ず署名を呼びかけるボランティアの方が立っている。しかし、このことは全くニュースでは報道されない。それはなぜか、関西のマスコミが維新の会という圧力団体に忖度して沈黙を守ってるからである。関西のマスコミは住民の味方ではなくて維新の会の広報機関である。維新議員の不祥事は報道されず、選挙結果は常に「維新候補が当選したか否か」という視点で語られる。マスコミが完全に支配されているのである。
この状況はロシアと同じである。報道機関が公正中立の立場を失って特定の政党に肩入れし、そのプロパガンダを垂れ流しているのだ。関西マスコミはもはや死んだと同然である。こんなひどい状況になってることをどうかオレは全国に発信したい。大阪の住民の中にはもう完全に維新の会にマインドコントロールされてしまって、オレのような「アンチ維新」の呼びかけには耳も貸さない人が多い。もうそうなると救えない。オレはこのまま大阪が滅びる可能性が高いと思っている。しかし、そうして大阪が犠牲になることで大阪以外の土地が救われるならまだマシである。
維新の会に投票する多数の愚かな住民がこのまま大阪と一緒に滅びていく姿をオレは見届けたいと思っている。オレの今の心境は、ウクライナ侵攻戦争が侵略戦争であると気づきながら脱出しないロシアの住民みたいなものである。大阪を捨てたいが、残念ながら生活の基盤が大阪にあるのでここで滅びを見つめるしかないのだ。
だからこそ、この維新という連中が大阪以外に勢力を広げようとすることは絶対に阻止したいのだ。しかし、残念なことに石川県と長崎県、兵庫県の知事が維新首長になってしまったのである。大阪に住むオレは維新の会の恐ろしさをよく理解している。しかし、大阪以外の人はその組織の反社会性や欺瞞性についてよくわかってないのだ。それどころか自民党にとって代わる改革勢力とまで思ってる人もいるのだ。全くそんなことはないのである。自民党の悪の部分を濃縮したのが維新の会である。そんな連中が勢力を伸ばせば必ず生活は破壊されるのである。
維新の連中によって破壊された医療行政は「コロナ死者日本一」という結果を生み出した。破壊された公教育は「学力テスト日本最下位」という結果につながった。どちらも「コストカット」「人員削減」の結果起きたことである。このような悲劇は大阪だけでたくさんだ。大阪の人間がこのまま犠牲になるのは仕方がない。維新に投票するような馬鹿が多いから仕方がないのである。馬鹿な住民がその行動の報いを受けるのは仕方がない。オレも周りにそういう馬鹿が多数いて、維新に投票していることを知っている。振り込み詐欺にだまされた老人がかたくなに銀行員の説得に応じようとしないように、熱狂的な維新信者はオレの訴えには耳を貸さない。
ロシアの民はプーチンという独裁者を支持した。その結果ウクライナ侵攻が起きた。大阪の住民もまた衆議院選挙では維新候補に投票し、知事としてシロアリ吉村を選んだ。その結果として大阪の医療行政と教育は崩壊した。松井一郎に対して、現場の声を上げて抗議した小学校長は処分された。これもまた反戦を叫んだ人が次々と逮捕されているロシアと同じである。体制批判者は弾圧されるのだ。
カジノの賛否を問う住民投票は今日が締め切りである。カジノをやりたくて仕方がない人たちはどうしてこの住民投票を恐れるのか。それは民意がカジノ反対であることに気づいてるからである。民意に逆らって一方的に利権政治を進めようとする大阪維新の会と、事実を知らせずに侵略戦争を正義の戦いだと報道するロシアとはたいして違いはない。あの連中をのさばらして大阪をロシアにしてしまった報いを住民は受けているのである。
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