2022年05月20日(金) |
阪神はなぜ弱いのか? |
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5月20日の甲子園での阪神巨人戦、阪神は9回2死から大山の起死回生の同点ホームランで追いつきながら、延長12回に守備の乱れから4点を失って敗れた。5時間近い試合をずっとDAZNの動画で視聴するという無為な過ごし方をしてしまったオレはあえて言う。矢野監督は今すぐ辞めろということを。
原監督と矢野監督の采配のレベルは全く違う。原監督はとにかくどうやって点を取って勝つかを考えているが、矢野監督は「選手がうまく打てたら勝てる」という感じで「采配で勝とう」という気が全くないのである。なんでこんなボンクラが監督をしているのかといつも悲しくなる。そもそも完封勝ちが狙えるような青柳が先発してるのになぜ初回、先頭打者の近本が出塁したときに中野に普通に打たせて併殺されてしまうのか。そこはまず手堅く送って1点を狙いに行く場面だろ。
投手陣がいくら抑えても、味方が点を取ってくれなければ勝てない。阪神の投手陣はそれなりによく頑張っている。振り回した佐藤や大山のバットに偶然ボールが当たるという僥倖でホームランになった時くらいしか点は入らない。ホームランやタイムリーが出なくてもせこく点を取るという戦術がそもそも阪神ベンチには皆無なのだ。なんで矢野監督はここまで無策なんだろうか。もしかしてこいつは野球の素人なんだろうかとオレは思ってしまうのである。
かつて公立高校勤務時代に一時期、オレは軟式野球部の監督を務めていた。ベンチからサインを出し、どうやって1点を取るか、どうやって勝つかを常に考えていた。「ここはバントだな」「ここはランナーを走らせた方がいいな」などと自分なりに知恵を絞ったのである。「ひげに触れる」というのはスクイズのサインであった。
今の阪神にはいい選手が育っている。しかし、矢野監督の選手起用は常に「自分の好きな選手を使う」である。矢野監督のお気に入りメンバーの代表は坂本、中野、糸原の3人である。この3人はどうだろうか。
坂本はおそらく12球団で一番打てない捕手である。打順もついに9番に降格した。投手よりも打てないので投手を8番に入れて坂本は9番に入るのである。そうすれば出塁した投手を坂本がバントで送って1番の近本のタイムリーで返すという戦略がとれる。しかし、投手よりも打てない捕手をそもそも先発させてはいけないのである。そんな選手は捕手がけがしたときの控えで十分だ。どうしてずっと梅野を先発で使わなかったのだ。おかげで梅野は故障してしまったじゃないか。あれはきっと監督への抗議の仮病だとオレは思っている。
中野のプレーは雑だ。確実性がない。だから「一瞬ファインプレイに見えてしまう下手くそゆえのプレー」が頻発する。決して守備がうまいわけではないのである。野球経験者でもないオレでさえそれがわかるのだ。そんなこともボンクラの矢野には見えてないのである。やっぱり矢野監督は野球の素人である。
そして糸原が問題だ。糸原は手の届く範囲の打球しか取れないという12球団ピカイチの守備範囲の狭い内野手である。昔の阪神には腹が出ていて動きの鈍い遠井吾朗という選手がいたが、糸原は腹が出ていない普通体型なのに同じくらいの守備範囲しかないのである。だからゴロの打球も糸原の近くに飛べば簡単に外野に抜けていくのである。見ていて悲しくなるのである。なんでこんな選手しか阪神にはいないのかと。このダメな3人がスタメンで常に名を連ねているのである。もう最悪である。ほかの監督なら確実にこの3人を2軍に落として鍛え直すだろう。
阪神が弱いことにはちゃんと理由がある。今の阪神は負けるべくして負けているのだ。その事実を理解できない矢野監督はシーズン途中でもさっさと辞めるべきなのである。後任監督にオレは落合を希望している。
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