開幕から14試合を経過して、阪神はまだ1勝しかできていない。オレは順位表を見ていて恐るべきことに気づいたのである。なんと、1勝12敗1分の阪神以外、すべての球団が5割以上の成績なのである。5位のDenaが10試合で5勝5敗の五割である。つまりセリーグの借金はすべて阪神が背負わされているということなのである。阪神は今や世界、いやセ界の借金王なのである。
そんな弱い阪神に、これまた矢野の珍采配が炸裂するからたまらないのである。負けるために野球をしているとしか思えない時もある。矢野監督の選手起用の最大の問題点は何かと言うと、選手を好き嫌いで起用するということである。
阪神には今、守備力では12球団でピカ1という捕手、梅野隆太郎がいる。しかし、矢野監督の好きな捕手は坂本誠志郎なのである。坂本は今季、キャプテンを指名されてユニフォームの胸にCのマークがついている。なんでそんな依怙贔屓をするのだろうか。どうして梅野を正捕手、坂本はたまに使われる程度の控えという扱いができないのか。
捕手を固定しなかった2020年シーズンがボロボロの開幕、捕手を梅野に固定した昨年の開幕ダッシュ、そして今年は捕手を交互に使う結果の連敗と、もうわかりきった流れなのである。
昨年、阪神が優勝を逃したのは後半戦の大事なところになってから矢野監督が急に梅野をスタメンから外したからだとオレは思っている。確かに一時期、梅野は打撃不振に陥っていた。しかし、それでも出し続ければその分は誰かが代わりに打って補ってくれたはずである。国内FA権を得た梅野が残留してくれたのは阪神で優勝したいからである。そんなこともわかってないボンクラが矢野監督である。
他にも依怙贔屓人事は限りない。守備範囲のクソ狭い糸原をスタメン起用するのもその一つだろう。投手起用も?と思うことが多いし、何より試合中の戦術的な失敗が多すぎるのである。オレは「またやったか、矢野アホか」と思いながら観戦してるのである。
昨年と違って今年の阪神はほとんど走らない。走らないから相手チームは楽である。足を使わないから併殺も多い。情けないほどに走れない、打てない、守れないチームになってしまったのである。
そうして負けまくった結果、阪神は世界、いやセ界の借金を独り占めにした。他のチームの負けを引き受け、他球団に優しく、ファンにとってはまことに残念な球団になってしまったのである。
もうこうなったらとことん負けるしかない。矢野に4月中に引導を渡すためにももう阪神は負けるしかないのである。4月の残り試合をすべて負ければ、さすがに阪神ファンも「矢野辞めろ」でまとまるだろう。
そもそも開幕前に「今季で辞める」なんて無責任なクソ野郎は、松井市長と同じく即刻退場してもらいたいのである。もうオレは怒ってるのである。広島との試合、1点リードされた9回裏1死3塁で打者佐藤輝明の時、内野手がかなり前進守備していたのに佐藤はホームランで一打サヨナラを狙ってぶんぶん振り回し、最後はベース手前でワンバウンドするクソボールに空振り三振だった。広島が栗林を出して逃げ切りをはかってきたのに、なんでそこで「まず同点」と考えずにホームランを狙わせてるのか。オレが監督なら最初の1、2球の様子を見てすぐにタイムをとって佐藤輝明に「おまえはサル並みのアホか!」と一喝するだろう。
阪神は明日からも負ける。どんどん負ける。オレにはそんな未来しか見えない。ナイター観戦というオレの最大の楽しみを奪った矢野監督の罪は万死に値する。
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