2022年04月06日(水) |
おお阪神初勝利! |
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やっと阪神タイガースが勝った。Denaとのカードの初戦で先発の西が完封勝利してくれたのである。「相手に点を取らせなかったら勝つ」というのは至極当然のことだが、いつもの矢野采配なら好投してる西を突然8回や9回に降板させて、変な救援投手に投げさせて試合をぶち壊すことが常である。たまたま矢野監督がそういうアホなことをしなかったのでなんとか勝てたのである。オレは安堵したのである。
初回いきなり1・2番の近本が打ち、中野が打った。4球で1点先取できた。その流れの中で佐藤輝明の今季初ホームランが出た。これ以上の攻撃はなかなかないというパターンだったのである。
しかしまだ借金8の状態である。開幕ダッシュに成功した巨人ははるか先を走っている。ここから巻き返すのは非常に困難だ。しかも阪神は抑え投手不在、マルテが故障で2軍落ちという状況だ。外人助っ人が不在のDenaをこの3連戦でしっかり3つ叩いて借金を6に減らしてもらいたいのである。横浜銀行復活である。
昨日の甲子園球場は観衆も4万人を超えて、高校野球の時は一般の観客のために使わなかったアルプススタンドも開放され、実に3年ぶりの大観衆の中での試合だったのである。長いコロナ禍をやっと抜け出てまともな試合が実現したのである。
観客は4万人に戻ったが、風物詩のロケット風船はもうない。コロナの飛沫感染のことを思えばもう二度と復活しないだろう。考えたらあんな不衛生な習慣がよくぞ続いていたものである。応援の風景もすっかり変わってしまうのだろう。どんな雰囲気なのか、甲子園で味わってみたいような気もするのである。
矢野監督の選手起用にはかなり問題がある。例えば監督は糸原を気に入ってるのか必ずスタメンで起用するが、彼は肩は弱いし守備範囲は狭い。セカンドに入れてもサードに入れても見ていて危なっかしい。大山のサードも1塁送球がノーコンすぎる。今の阪神で3塁手の適性がもっとも高いのは佐藤輝明である。1塁大山、2塁小幡、遊撃中野、3類佐藤輝というのがオレの考える内野陣である。外野はセンター近本は不動なので、あとはちゃんと守れる野手を2人、前川や小野寺、江越を入れればいいだろう。そうなると外人の出番がないわけだが、守備のリスクを抱えて外人選手を使うよりも、若手がちゃんとホームランを打てるように伸ばせばいいとオレは思うのである。ここ数年の阪神はずっと「守りがダメ」「失策が多い」チームと言われてきた。オレが長年見てきた中で外野陣のベストは昔の阪急ブレーブスの福本、蓑田、ウイリアムスの組み合わせである。ちゃんと守れる外野手3人というのはオレの悲願である。
オレにとって腹の立つことだが。用兵に関してはやはり巨人の原辰徳が見事だ。ほんまに「腹立つ」のである。どうして阪神はこのような監督を育てられなかったのか。今の監督暗黒時代を早く抜け出して欲しいのである。経営陣はオレのような阪神ファンに申し訳ないと思わないのだろうか。
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