阪神開幕8連敗の記事の後に、まさかまさかまたこのような記事を書かなければならなくなることなど誰が予想しただろうか。オレは4回連続で阪神タイガースにの記事を書いてるのである。もうそろそろネタが尽きてしまうのである。早く次の記事を書かせてほしいのである。このままではずっと同じようなタイトルの記事を書くことになるのである。もしも今季の全試合を負け続ければ、オレのブログ記事は阪神の負けた記事しかないということになって誰も見てくれなくなってしまうに違いない。
今の阪神にできることは何だろうか。巨人との3連戦、阪神の投手はあまりにもホームランを打たれすぎである。東京ドームは日本一ホームランが出やすい球場と言われるのだが、どうして巨人の選手にばかりホームランが出るのか。これはもしかしたらいわゆる「ドームラン」と呼ばれる謎の送風装置でアシストされて打球が伸びるのではないかと想像してしまうのである。
オレは1週間の中で一番月曜日が好きになったかも知れない。それは月曜日には試合がなくて、阪神の負けを直視せずに済むからである。負けないためには試合をしなければいい。最初から試合が組まれていなかったら負けることもないのである。そう思うほどにオレは気持ちが落ち込んでいるのである。
4月5日からは高校野球も終わって阪神は甲子園に戻ってくる。ここで気持ちを新たにして「今日が開幕戦」という気持ちで戦ってもらいたいと思うのである。甲子園の阪神ファンはやっと本拠地に帰ってきたタイガースをあたたかく迎えてくれるだろう。球場が罵声と怒号に包まれるなんてことは、どんなみじめな試合をしてもありえないのである。
しかし、本当に大丈夫だろうか。もしかしたらこのひどい有様ではそういうこともあるかも知れない。もしも10連敗目を喫したら甲子園のファンは怒り狂って暴動が起きるかも知れない。阪神電車が焼き打ちちに遭って、暴徒と化した阪神ファンが大量に逮捕されるかも知れないのである。阪神ファンといってもオレのような紳士ばかりではない。中には聞くに堪えないエロいヤジや人権上問題のあるヤジ、ヘイトスピーチとしか思えないヤジを飛ばす観客もいるのである。子どもの頃に大阪球場で観戦した南海とのオープン戦の時に聞いた汚いヤジは忘れられないのである。放送禁止用語を大声で連呼するのはおそらく阪神ファンだけだろう。それほどガラの悪いファンがいるのもまた事実なのである。ほとんどの阪神ファンは紳士だが、中にはDQNもいることは否定できない。
もうこうなるとら矢野監督には「優勝を目指さない」と発言してもらうのもいいかも知れない。こんな成績ではとても上位に入ることは無理だ。そうなると阪神の役目はもうただの嫌がらせである。ごくまれに勝てたときに他のチームに「阪神のような弱小チームに負けるとは恥ずかしい」と思わせることで相手の戦意を失わせ、優勝争いから脱落させることを目指せばいいのである。
嫌がらせに徹するなら投手の役目も変わってくる。中でも期待できるのは藤浪晋太郎である。彼がデッドボールをぶつけても相手チームは「わざとぶつけた」とは絶対に思わないだろう。狙って当てるほどのコントールはそもそも藤浪晋太郎にはないからである。彼の場合、ストライクが入ってるのはただの偶然だ。ど真ん中に投げるつもりで投げてもとんでもないボールになってしまうような究極のノーコン投手の役目は、相手打者に恐怖を与えることだけである。160キロのストレートが直撃すれば死ぬこともある。そんな投手と対戦したくないと相手をビビらせることでしか藤浪の能力は発揮できないのである。
負けが込むとロクなことを考えないのがファンの常である。今日は本当にくだらないことを書いてしまったのである。もう野球のことは忘れたいのである。もう本当にどうでもいいのである。しかしDAZNに4月分の会費3000円を払ってしまったのである。もう後の祭りである。諦めて観戦するしかないのである。
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