2022年03月13日(日) |
プーチンは裸の王様か? |
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ロシアの外務大臣であるセルゲイ・ラブロフが国連で堂々と嘘を話しているのを聞いて、「ふざけるな!」と他の国の代表はみんな怒ってるのだが、安倍晋三が堂々と嘘を語ってる時に平然とそれを受け入れていたのはわが国の国会議員たちであったことを忘れてはならない。オレは以前から主張しているが、日本の政治状況はロシアよりもクソなのである。維新の会とかいう嘘集団が国会で議席を伸ばし、有権者を公金で買収して接待した元首相がなんのお咎めも受けていないのである。お友達のレイプ事件をもみ消して、そのもみ消しをしたヤツがこれまた出世して、という具合でロシアの政治以上に腐敗した状況なのである。
ロシアは「ウクライナ軍が自国の住民を殺している」という嘘報道をロシア国内で流しているわけだが、もしかしたらその報道をプーチンも信じているのではないだろうか。プーチンの所にはそうした嘘情報しか入ってこないのではないだろうか。秦が滅びた時、二世皇帝胡亥を操っていた宦官の趙高は、国内で反乱が相次いでいてもその情報が皇帝に入らないように握りつぶしていた。プーチンの側近ももしかしたらそうして嘘情報をプーチンにあげてるのではないだろうか。そして西側諸国から入ってくる情報の方をフェイクと捉えてるのではないか。
ロシア軍はすでに指揮官である将官クラスが2名戦死してるという。太平洋戦争中の山本五十六の戦死は日本国民に衝撃を与えたが、ロシアはそのような事実は隠してるんだろう。ロシア兵がどれだけ戦死したかという情報ももしかしたらプーチンには伝わっていないのかも知れない。
ウクライナ軍はロシア兵を撃つ時に手足を狙って撃つという。死体になってしまったら故郷には帰ってこない。だから負傷兵として帰還させるためにわざと致命傷を与えないのだという。ロシア国民に真実を知らせるための手段として、負傷兵を作り出すのだ。
キエフが陥落しないことにしびれを切らせてプーチンは核兵器での攻撃を命じるかも知れないし、通常兵器での攻撃であってもキエフ市内を瓦礫の山にするくらいのことはしそうである。国際社会の批判など全く意に介さず突っ走る無敵の男を止めることはできない。
これまでに例を見ないレベルの経済制裁の結果としてロシア国民は窮乏生活をすることになる。海外の企業がどんどん撤退することによって市場経済はマヒし、原油や天然ガスの代金も入ってこなくなることで海外から何も買えなくなる。
ロシアは国内にある旅客機のリース契約が解除されても機体を返還しないという。借りパクを国家レベルでやろうとしているのである。しかし、部品も供給されずメンテナンスが満足にできない状況ではいつまでも使用可能というわけにはいかない。
ロシアは間違いなく崩壊する。裸の王様の余命はそれほど長くないだろう。クーデターによるものか、あるいはオリガルヒの裏切りか、暗殺という形で決着がつくのか、それはわからないがいずれにしても21世紀のロシア革命が起きることは間違いない。
ロシアという専制国家がなくなることをもっとも恐れているのは中国である。もしかしたらプーチン失脚を食い止めるのは中国の参戦かも知れない。そうなると滅ぶのはウクライナではなくて世界である。
21世紀の世界が滅び、文明が失われた後にやってくるのは、『北斗の拳』で描かれたような力だけが支配する世界である。あの作品は未来を予言していたのである。日本にケンシロウは現れるのだろうか。
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