2021年12月28日(火) |
維新にだまされるな! |
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読売新聞社が維新の会と業務提携した。これがどういうことかわかるだろうか。オレは報道機関と政治権力というのは一定の緊張関係が必要だと思っている。マスコミの役割は常に権力を監視してその暴走を防ぐということである。マスコミが政府の広報機関になって翼賛報道をするようになったらどうなるか。それは戦前の歴史が物語っている。大本営発表をそのまま垂れ流して国民を洗脳した事実を忘れてはならない。
残念ながら今のマスコミは官邸のいいなりだ。安倍晋三という巨悪を守るために官僚は忖度し、赤木さんは自殺に追い込まれた。赤木さんの自殺を「野党のせい」にするためにDappiというフェイクニュース発信機関を作り多くのネトウヨと馬鹿に信じさせた。オレの周囲の自民党支持者たちと愚かなイシンジャーどもは未だにこのウソを信じている。
「桜を見る会前夜祭」の件で安倍晋三を選挙違反(有権者に対する買収)で起訴すべきであるという問題は、「起訴するに当たる理由が無い」という形で却下された。そもそもあの招待客たちが安倍晋三に不利な証言をするわけが無い。招待客たちが「買収されたとは思っていない」という理由で検察審査会の訴えは却下されたのである。
裁判所も官邸の味方、マスコミも政府の広報機関という今の状況下でどうやって我々は正義を実現すれば良いのか。ここでしっかりと政府を批判するのは野党の役目である。そこで活躍してるのが自民党の2軍である維新の会である。
立憲民主党の党首になった泉健太は実は自民が送り込んだスパイであるとオレは思っている。以前にも野田佳彦をいう裏切り者を送り込んで消費税値上げに成功したが、今度は泉健太という刺客を使ってきたのである。そうして立憲の存在感を無くしておいて、維新の会を「野党」であると国民に思わせ、その維新の会と八百長プロレスをやることで国民の目をごまかしているのである。
維新の会は「文通費」というどうでもいい些末な問題を声高に主張することで「やってる感」を演出した。大阪で維新の悪政に苦しむ人たちは「またくだらねえパフォーマンスをしてるなあ」と思ってみていたが、大阪以外の人はそのパフォーマンスにそのまま騙された。維新の会が「自民党と戦う野党」であると誤解したのである。実際はほとんど政権に逆らわない「ゆ党」なのに、その実体をうまく隠蔽したのである。
今本当に問題にしないといけないのは何か。それは安倍晋三以降の日本が統計を偽装してGDPをごまかし、アベノミクスという格差拡大政策によって貧富の差を拡大し、日本を貧しくしてきたことではないのか。竹中平蔵という口入屋と組んで労働者から搾取し、正社員を減らして雇用の不安定化を推進し、結婚もできず子どもも作れない国にしてしまったことではないのか。
維新の会は松井一郎の子分を兵庫県知事に送り込むことに成功した。淡路島はすでにパソナ島にされつつある。大阪府や大阪市の職員はどんどんパソナ派遣に置き換えられている。このような状況下で読売新聞が維新の広報紙であることを宣言したということはどういうことなのか。オレは維新の会の野望と戦っていきたい。オレの生まれ育った大阪を守りたいのである。あの腐った連中の思い通りにされたくないのである。
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