2021年12月09日(木)

朝日というクズ新聞

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　オレは大学４回生の秋に朝日新聞の入社試験を受けて見事に不合格になっている。ただ、あの時にもしも合格出来て入社していたとしてもきっと途中で辞めていただろう。それはこの新聞社が新聞社としての機能をもはや果たしていない、ただの広告屋のフリーペーパーレベルに堕落したからである。

　最近の朝日新聞は官邸擁護、与党政権擁護がひどかったが、それに維新の会擁護までも加わるようになった。そうなるともう朝日は廃品回収のゴミ以下の存在である。朝日新聞社は年収２００万を超えるアルバイトでも社会保険加入をさせてくれないというおよそ労働者の味方とは言えないクズ会社である。そのクズがせめてまともな報道機関ならいいのだが、その役目を放棄して官邸の言いなり、政権擁護に終始するとなるともう絶望である。こんな会社はさっさとつぶれてしまえとオレは思っている。

　ただ、朝日新聞社の方もこのクズ新聞では食えないとわかってるのか、本社のある一等地の不動産を活用して家賃収入でやっていこうとしてるみたいである。大阪・中之島のフェスティバルホールのところには高級ホテルや商業施設が入っている。

　先の衆議院選挙に関して、朝日新聞は「野党共闘」が野党側の敗因であるという記事を載せていた。自分たちがマスコミの役目を放棄し、政権与党の悪を叩かずにくだらない記事ばかり乗せ、挙句の果てはあの反社会的集団である維新の会へのヨイショ記事を載せるなどしてせっせと与党＋維新のためにアシストし続けた。自民公明政権を維持させるという最悪の結果をもたらしたＡ級戦犯は実はマスコミである。新聞社やテレビ局が政権の悪を正しく叩いていればこんな連中はすぐに吹っ飛んでいたのである。

　どうして日本は太平洋戦争に突入したのか。それは命を懸けて軍部批判をできなかったマスコミの責任だと思っている。戦前の新聞社は保身のためにウソの報道を流し続け、大本営発表というウソを軍部と共有したいわば共同正犯である。それなのに新聞社の幹部は誰もＡ級戦犯として裁かれなかった。オレは翼賛報道に与した新聞社の罪は万死に値すると思っている。たとえ殺されても真実を伝えるのが言論人のあり方ではないのか。

　もしも今、政権批判を堂々と行えばどうなるのか。電通が広告を回してくれないなどの「ゼニによる締め付け」があるのだろう。しかし、それはただのゼニだけの問題であり、戦前と違って記者が殺されるわけでもない。ところが朝日新聞はあっさりとゼニの前に転んで報道機関の使命を捨てたのである。だからオレはクズ認定してるのだ。

　自民党案に従って憲法が改正されるとどうなるか。基本的人権や国民主権といった現行憲法の主要な部分が骨抜きにされ、防衛費がどんどん拡大し、そうして中国の台湾侵攻時には米軍と協力するために自衛隊が派遣され、中国から飛んできたミサイルが日本にある米軍基地を破壊するついでに基地周辺に居住する日本人も虐殺するというのがこれから起きる未来である。米軍基地の集中する沖縄に核ミサイルが撃ち込まれれば沖縄本島の生存者は皆無となるだろうし、建設中の辺野古の軍港も跡形もなく消滅するだろう。もしもそうなればその責任は朝日新聞社をはじめとするマスコミの連中の責任である。だってこいつらはたかがゼニのためにそれを止めなかったのだから。

　オレは投資で失敗して損切りをするときにいつも「たかがゼニ」と思ってきた。病気になったりすることに比べればゼニのことなんてたいしたことない。一番大事なのは自分が健康で元気でいられることだ。死んだらゼニには何の価値もないし、治せない病気になればゼニなどあっても空しいだけだ。

　たかがゼニのために翼賛マスコミに成り下がった朝日新聞社は一刻も早く解散してくれ。みんな購読を止めろ。今の朝日はただの古紙印刷業でしかない。