2021年11月09日(火) |
真の悪党は小池百合子である |
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無免許運転で事故を起こした木下富美子都議がついに召喚に応じて委員会に姿を現したが、自民や公明の都議が反発して退席したために委員会は行われなかった。そしてこの「委員会出席」によって「仕事もせずに報酬をもらっている」という問題点も解消してしまったのである。ちゃんと委員会出席という仕事をしようとしたのだから。
オレはこの事件の責任はすべて小池百合子にあると思っている。警視庁から事故の報告が知事には当然上がってくるだろう。そこで「報道する」「報道しない」を決めるのが知事だから、投票行動への影響を慮って小池は発表を遅らせるという方法をとったのである。もしも発表されれば都民ファーストの会は壊滅的な打撃を受け、今回当選している他の多くの議員が落ちることになっただろう。それを小池百合子は恐れたのである。
しかし計算外だったのは木下富美子のツラの皮の暑さである。素直に辞任に応じることもなく報酬をもらうために居座ったのだから。木下は小池百合子の想像を超えたDQN女だったのである。
ネットにはこの木下が近隣住民との間に起こしたトラブルに関する記事があった。実生活でもかなりヤバい人だったようである。どうしてそういう人間が議員なのか。小池百合子はその本性を見抜けなかったのだろうか。彼女ももしかしたら「被害者」のスタンスに立ちたいのかもしれないし、あるいは次の国政選挙を狙って自民党に復帰する算段でいるのかも知れない。
小池百合子はこの木下都議のダークな部分に関してきちんと理解できていなかったのだろう。もっとも直接対面する時だけ猫かぶっていれば人は騙せるわけである。小池も巧妙に騙された口かも知れない。
しかし、警視庁の報告を受けた後の小池は「なんとか自分のところまで取り調べや責任が発生しないように」と言うことを願っていたのかも知れないのだ。なんとも救いようのない女である。もしも選挙期間中に木下を除名して「不祥事を隠蔽しないのがわが党」というキャンペーンを大々的にすれば逆に議席は増えていただろう。そこまでの展開を見通せなかったという点で小池は普通の政治家である。間違っても総理になれるほどの器ではないにである。
木下議員はこのまま4年間の報酬として2000万円✕4を受け取るだろう。おそらくこれだけ顔が売れてしまうとまともなところは雇わないし、東京で仕事をするのは不可能だから地方都市に逃げてひっそりと暮らすしかない。まあ手元にその8000万があるなら税引き後もかなり残るだろうし、それで何かビジネスを企画してもいい。「嘘をついて逮捕を逃れる方法」とか形で自伝的な本もいいかなと思うのである。
木下議員のせいで今困ってるのは都民ファーストの会の他の議員たちである。彼ら彼女らには深く同情したい。あなたがたは全く悪くない。悪いのは木下富美子と、それを隠蔽しようとしていた小池百合子である。オレのこうした憶測はよく当たるのである。
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