2021年08月27日(金) |
メガソーラーが破壊する国土 |
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最近高速道路を走ってるとやたら景色の中にメガソーラーが目立つ。新幹線の車窓からもよく見える。農業よりも手がかからないとうことで畑をメガソーラーに転用する事例も増えてきた。大阪府にはブドウ畑が多かったのだが、そのかなりの部分がメガソーラーに転換している。しかし、この開発を我々は容認してもいいのか。メガソーラーは災害に弱く、台風時にはパネルがほとんど吹っ飛ぶ。そして設置するために樹木を伐採するので大雨の時は土石流につながるのである。こんな開発は今のうちにストップさせないといけないのだ。
奈良県北西部の平群町にもメガソーラーの建設が計画された。山の中腹48ヘクタールを造成して5万9500枚のソーラーパネルを敷きつめる工事が今年2月より始まり、予定地の山腹に広がる里山林が全部伐採されてしまった。
周辺住民はこの計画に反対したが工事を差し止めできる法的根拠はなく、土地は事業主がすべて買い占めを終えており、地元自治会の同意も取り付け、林地開発許可など必要な町や県、国からの認可も受けていたということだった。
このメガソーラーの事業主体の共栄ソーラーステーション合同会社はペーパーカンパニーで、実際の事業主は「エバーストリーム・キャピタルマネジメント」というアメリカの投資会社である。日本中で開発が進むメガソーラーはほとんど外資のファンドが主導している。連中は無責任で被害が起きても賠償などには応じず、破壊したまま逃亡するだけである。このような連中を排除する法律を緊急にも作るべきではないのか。おそらく自民党の議員の中にはこのような外資から献金を受けていたり裏金をもらっていてズブズブの関係の者が多いのだろう。そういう売国連中が日本の未来を台無しにしてるのだ。小泉純一郎や小池百合子もそういう連中とつながっている。いますぐに日本中のメガソーラー計画をストップさせないといけない。
森林を伐採し、盛り土で谷を埋め地面を平たんにしてからメガソーラーを設置するこの乱暴な計画を実行すれば、大雨や台風の時に熱海で起きた土石流のような深刻な被害が生じる可能性がある。
書類がそろっていれば行政はこのような開発計画を受け付けなければならない。住民が開発反対の訴訟を起こしても法的に問題がなければ勝てない。しかし、現地に赴いて現場を見ればその乱暴なやり方は一目でわかる。ゴミの不法投棄などでもそうだが。職員がちゃんと確認すれば違法行為は摘発できるのである。
この平群町の場合、業者の申請書類の中に多くの虚偽記載が判明した。それで奈良県知事は工事の停止を指示した。ただ、すでにゼニを使ってる以上業者もこのまま放置するということはないだろう。メガソーラーが無理なら第三者に転売して産業廃棄物の不法投棄のために使われるのかも知れない。市民がきちんと監視して違法行為を摘発すること。そして違法行為を行う業者に単なる罰金ではなく、実効性のあるペナルティを科すことが必要である。
地方自治体の中には条例によってこのような開発を規制する動きが出ている。国の法整備なんかは待っていられないので独自に地域を守る必要があるからだ。被害が出てからでは遅いのである。
違法性の高いこの開発をストップさせた平群町の住民の活動にオレは拍手したい。そして監視の目を広げ、国土を守るために土地の売買を規制する法律を一刻も早く成立させないといけないが、外資と関係の深い連中がそんなことに協力するとは思えない。このまま国土が破壊されていくことをどうやって食い止めればいいのか。オレは日々訴えたいのである。どうか関心を持って欲しいのである。
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