2021年08月25日(水) |
巨人は「悪の軍団」 |
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日ハムで暴力事件を起こした中田翔は無期限出場停止という処分を受けた。永久追放の一歩手前の処分である。今期はもう試合に出るなという意味であると野球ファンはみな受け止めていただろう。暴力事件を起こせば解雇されるのが普通だ。
かつて幼女への連続強制わいせつ事件を起こした横浜の中山裕章投手は1991年オフに退団させられたが、1993年に処分が解除されて中日が中山を獲得した時にオレは唖然としたのである。どうしてそういう選手を獲得するのか。中日には節操がないのかと当時のオレは憤った。刑事事件を起こした選手は永久追放されるべきだ。八百長事件や賭博事件は言うまでもない。
だからオレは中田翔はもう引退だろうと思っていたのである。まさか無償トレードで巨人に移籍し、いきなり試合に出場するとはいったい何事かと思ったのである。
しかし、考えたら巨人というのは昔からダーティーなことを平気でやる悪の軍団である。旭川中学のエースとして甲子園での活躍が期待されていたスタルヒンを「収監中の父親の仮釈放」をエサにして引き抜いたということがあった。旭川中学は大会直前にエースをいきなり失ったのである。
戦後すぐのことだが、南海ホークスのエースだった別所毅彦を引き抜いたという事件もあった。別所が南海での待遇に不満を持ってるという情報を手に入れてゼニで引き抜いたのである。江川事件、桑田事件と卑怯な方法で欲しい選手を獲得するというのは巨人が昔から続けてきたことである。
推薦で早稲田大学への入学が決まっていた桑田真澄が巨人にドラフト1位で指名され、入団したということがあった。早稲田大学は入学の約束を破ったPL学園に対して「以後入学させない」というペナルティを科したため、PL学園の後輩たちにも迷惑が掛かり、しかも同じPL学園で巨人への入団を切望していた清原和博をも桑田は裏切ったわけである。悪いのはチームメイトや大学を裏切った桑田ではなく、そうした卑怯な作戦を授けた巨人である。巨人軍は決して球界の紳士でも盟主でもない。ただのクソ球団であり、悪の軍団である。解散させた方がいいクソ球団だとオレは思っている。
家のTVで野球中継を見る時、オレは息子に「阪神の選手は神」「巨人は悪の軍団」ということを教え込み、甲子園にも連れて行った。たまたま二度のリーグ優勝ということもあり、オレの教えは十分に息子に伝わったのである。
そんな悪の軍団を優勝させるわけにはいかないのである。今シーズンは絶対に阪神に優勝してもらいたい。絶対に巨人なんかに負けてほしくないのだ。だから中田翔の試合出場は断じて許せないのである。でも阪神戦をすべて三振するなら許してやってもいいのである。
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