2021年07月31日(土) |
ワクチン副反応2 |
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昨日記事にした副反応だが、それはさらに数時間後の夜にピークに達した。熱も上昇して37.5度まで上がったし、全身の倦怠感もひどく、微熱なのに悪寒がしてあわてて着こんだ。冷房を切って少し暑い部屋で横になって扇風機の弱めの風を受けていたのである。しばらく風邪もひかなかったので、こんなふうに不調になることは久々である。
副反応があると「こうして肉体が反応して抗体を作ってるのだな」と思うのである。だからある程度の副反応があることの方が安心だ。一回目の接種時は何の反応もなくて、逆に「本当に効いてるのか」と思ったくらいだから。
ワクチンパスポートというものの導入が積極的に検討され、海外渡航時にはその提示を求められるなどという話を聞くとなるほどと思うし、バイデン大統領がワクチンの義務化を考えているということにもある程度納得がいく。ただ、あくまでワクチンを打つかどうかは自由意志であるわけで、義務化によって「本人の意志で打たない人」の扱いは今後どうなっていくのかということは気になる。
ここで、ワクチンを打たないその理由が「DNAが書き換えられる」「5Gで支配される」などとほざいてる馬鹿はもう無視だ。そういう連中は全員「頭おかしい」という扱いで入院させればいいと思う。
少なくともワクチン接種によって高齢者の新規感染は劇的に減少した。もっとも高齢者で症状の出ていない人は検査そのものをしていないわけで、潜在的な感染者がどれだけいるかはわからない。ワクチン接種済みの高齢者は感染しても症状が出ないから逆にスーパースプレッダーになってるという説を主張される方もある。そのあたり、オレにとっては専門外の話だし、ツイッター上で読んだだけで信憑性があるともわからない。何が正しかったかということは、もう少し時間が経過してあきらかになることなんだろう。
二度目の接種から2週間経過すれば抗体ができるということである。現在の自分はワクチン接種前とどう違うのか。2週間経たないと抗体ができていないから変異株の前にはなすずべもなく感染するのか、そのあたりはなんとも言えないのだが、マスクをして手の消毒をして人ごみは避けて、という行動を心がけようとは思っている。2週間経てばそういう配慮は不要になってマスクなしで行動できるのか・・・などとは思っていない。ワクチン接種率が100%近くなった時にどうなってるかというのはまだ予測できないのである。イギリスやイスラエルというワクチン接種率の高い国で今起きておることを考えれば、日本も絶対に楽観視できないのである。
副反応で苦しんだ夜を過ぎてから目覚めた朝は、熱も下がって症状も軽快していた。オレは副反応を乗り切ったのだと安堵した。ワクチン接種後に急死した人がいることが報告されている。ワクチンが原因なのか、持病のせいなのかわからない。国はワクチンが死亡原因であるという因果関係の証明の困難さを理由に補償することから逃げようとしている。
昨夜、副反応による倦怠感の中で「これがもっときつくなったのがコロナなのか」とぼんやり思っていた。無症状感染者もきっと身体になんらかの違和感があったはずである。それを無視するのではなく「もしかしたら」と検査を受けに来るだけの慎重さが欲しいのである。自分がまわりに感染を広めてその結果として親族や大切な人を失うことになってしまうのは大きな悲劇だと思うからである。
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