2021年05月11日(火) |
痛くない靴ならGU |
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仕事でスーツを着ると、どうしても革靴を履くことになる。一日中はいていることを考えるとスニーカーでもいいし、実際アメリカのビジネスマンにはスニーカーで過ごす方が多いとか聞く。ただ職場で他の方の足元を見るとやはり革靴が主流である。
クルマの運転の時はスニーカーの方が楽だ。雨の日はとくに革靴だととっさのブレーキ操作の時に滑る可能性があり不安である。まあちゃんと拭いてから運転するといいわけであるが。
そういうわけでオレは革靴を買うのだが、オレの足は小さい。24.0というサイズなのである。紳士靴はたいてい24.5からなのでオレのサイズはない。たまに「小さい靴コーナー」に24は発見できるが、異常に高価だったりする。値引きセールがあっても自分のサイズは含まれていなかったりするのだ。
ユニクロやGUが靴の販売を始めたとき、小さいサイズもあるかなと期待した。両方ともちゃんと小さいサイズの服までそろっていたからである。Sサイズの上着とか、小柄なオレにはぴったりだった。しかし、置かれている紳士靴は25〜だった。
靴のチヨダの系列の「東京靴流通センター」では23のサイズから紳士靴がある。仕方なくそこに並んでいる中から自分のサイズを買ったものの、長時間履いてみると痛かったりして結局ゼニを無駄にしてしまう。そういうことを繰り返しつつ、これはという靴には出会えないでいた。
仕事帰りによく立ち寄る北花田のイオンモールにあるGUでも紳士靴が売られていた。値段は2990円、オレが東京靴流通センターで眺めてるような靴と同じ程度に安い。ところがある日、その2990円の靴がなんと990円に値下げされていたのである。安すぎるじゃないか。
自分が持っていないデザインの靴を選ぼうと思って、二か所をベルトで止めたようなデザインになってる靴を手に取ってみた。サイズは25からしかなかったのでとりあえずその25のやつを試しに履いてみた。すると少し大きめだが、中敷きを入れるとちょうどいいくらいの感触だった。あとでネットで調べるとこの形は「モンクストラップ」と呼ばれるデザインだとわかった。「モンク」とは「僧侶」の意味で、僧侶が履く靴が原型といわれるらしい。オレが手に取ったのはベルトが2本なのでダブルモンクと呼ばれることもわかった。黒とこげ茶、色違いで2足買ってみた。そこにダイソーで買った100均の中敷きでクッション性の高いものを入れるとちょうどいい履き心地になった。
今、オレは仕事時にその靴を愛用している。とにかく履き心地が良くて快適である。ちっともきつくないのである。歩きやすくてちょうどいいし、わりと軽い。これなら次もGUで買おうと心に決めたのである。
この記事を書くにあたってネットで検索してみると、すでにGUのオンライン販売のサイトでオレが購入した靴はなかった。もう売れてしまったのかもしれないし、もう作られないのかも知れない。
冠婚葬祭のフォーマルな場では痛くてもちゃんと革靴を履かないといけない。それが考えたら面倒なことなのだが、短時間だからと痛いのを我慢して履いていた。ところが痛くなくて快適ならばそれにこしたことはないのである。
GUで売られている紳士靴、なかなかにすぐれものなのである。オレには関係ないが、店には女性用の靴もかなり低価格で並んでいて驚いたのである。
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